エンジン異音の原因や修理費用!修理よりも廃車にするには?

クルマのエンジン異音でお困りの方はいらっしゃいますか?エンジン異音というのは、クルマのSOSサインです。エンジン異音に気づいたのであれば、はやめに対処をすることが望ましいです。エンジンから異音がするということはなにかしらの異常があるということですから、そのまま放っておくとほかの箇所へも異常が出てしまう可能性も十分に考えられます。

こちらの記事では、エンジン異音で考えられる原因エンジン異音の際の修理費用のほか、クルマをお得に廃車する方法についても詳しくご紹介したいと思います。エンジン異音を防ぐためにも、ぜひ参考にしてみてください。

エンジン異音の原因

故障

エンジン異音というのは、クルマの不具合を表すサインです。エンジン異音にはさまざまな原因が考えられます。そこでエンジン異音が起こった際に考えられる原因について見ていきたいと思います。エンジン異音でお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

冷却水不足

エンジン異音の原因として1つ目に考えられるのが、冷却水不足です。クルマの冷却水とは、エンジンの冷却を行うものです。エンジン内は、燃焼や摩擦でかなりの高温となっています。そのために、エンジンを冷やす必要があるのです。冷却水が不足してしまうと、オーバーヒートを起こしてしまう可能性も考えられます。冷却水はエンジンを稼働させるためにとても重要なものとなっています。「カリカリ」といったエンジン異音がする場合には、冷却水不足を疑った方が良いかもしれません。エンジンルーム内の冷却水の残量をチェックしましょう。また、クルマの冷却水というのは少しずつ減っていくものですので定期的にチェックしておくのが望ましいです。冷却水の不足がある場合には、冷却水を追加してください。しかしここで注意して頂きたいのが、クルマ冷却水には専用のものがありますのでそちらを使用するようにしてください。冷却水の補充はカー用品店やガソリンスタンドなどでも行ってもらえます。

ウォーターポンプの故障

エンジン異音の原因として2つ目に考えられるのが、ウォーターポンプの故障です。クルマのウォーターポンプとは、圧力の作用によって液体や気体を吸い上げたり送ったりするための機械です。ウォーターポンプは、エンジンがオーバーヒートを起こしてしまわないように冷却水を循環させる働きを行っています。したがってウォーターポンプが故障してしまうと、エンジンを冷やすことが出来なくなっていまいエンジンに影響を与えてしまう可能性があるのです。ウォーターポンプが故障している場合には、エンジン異音もしくは冷却水漏れなどの症状がクルマに出ます。「カリカリ」といったエンジン異音がする場合には、ウォーターポンプの故障を疑った方が良いかもしれません。ウォーターポンプの故障が疑われる場合には、修理工場などのクルマの専門業者に見てもらうようにしましょう。

エンジンオイル不足

エンジン異音の原因として3つ目に考えられるのが、エンジンオイル不足です。エンジンオイルとはエンジンに使用するためのオイルで、潤滑や冷却、気密保持や清浄分散、防錆防蝕などのエンジンを動かすためのとても大事な役割を担っています。エンジンオイルはエンジンにとって必須となっているのです。しかしエンジンオイルというのは、使用しているうちに劣化していくものです。エンジンオイルが劣化してしまうと、やはりエンジンに影響を与えてしまいます。エンジンオイルの交換だけで済めばまだ良いですが、最悪の場合にはエンジンの交換となってしまう可能性も考えられるでしょう。「ゴロゴロ」や「ガラガラ」といったエンジン異音がする場合には、エンジンオイル不足を疑った方が良いかもしれません。エンジンオイルの残量を確認してみてください。また、不足しているようであればオイル漏れの可能性も高いために、エンジンオイルの補充や交換をカー用品店などで行ってもらうようにしてください。

ベアリングの故障

エンジン異音の原因として4つ目に考えられるのが、ベアリングの故障です。クルマのベアリングとは、機械を動かすときに発生する摩擦を軽減するための部品です。クルマのさまざまな部品に組み込まれていて重要な役割を行っています。ペアリングの故障の原因としては、劣化や破損、焼き付きなどが考えられます。ベアリングが故障してしまうと、他の部品が正常に動作しなくなり、エンジンに大きな影響を与えてしまいます。クルマの走行中に「ゴォー」や「ガラガラ」といったエンジン異音がする場合には、ベアリングの故障を疑った方が良いかもしれません。最悪の場合には、オーバーヒートやシャフト折れに繋がる可能性も考えられます。ベアリングの故障が疑われる場合には、はやめに修理工場や販売店などで点検・修理を行ってもらうようにしましょう。

ベルト類の緩みや滑り

エンジン異音の原因として5つ目に考えられるのが、ベルト類のゆるみや滑りです。エンジン機構には、いくつものベルト類が使用されています。それが、タイミングベルト(タイミングチェーン)・ファンベルト・パワーステアリングベルトです。ベルト類はとても重要な役割をしているためにひとつにでも亀裂などが入ってしまうと、クルマは正常の機能を果たせなくなってしまいます。しかし、タイミングベルトやファンベルトに関しては、クルマの設計によっては採用されていない車種もあるようです。「カラカラ」や「キュルキュル」といったエンジン異音がする場合には、ベルト部分関連を疑った方が良いかもしれません。ベルト類には目安とされている交換時期があります。ベルト類に亀裂などがない状態であっても、長い間ベルト類の交換を行っていない場合には一度修理工場などで見てもらうことをおすすめいたします。

エンジン異音の修理費用

修理費用

エンジン異音が起きている場合の原因もいくつも考えられます。ですので、エンジン異音の修理にかかる費用は故障部分によって幅広くなっています。つぎに、エンジン異音が起きた際にかかる修理費用についてご説明いたします、

エンジン異音で必要となる修理費用

クルマの修理や交換などを依頼する際には、部品代以外にも工賃がかかることがほとんどです。工賃はとくに整備工場や業者によって大きく異なります。また、車種によって部品交換費用は大きく異なりますので、あくまで参考としてください。

・冷却水交換…約2千円~3千円
・ウォーターポンプ交換…約3万円~5万円
・エンジンオイル交換…約2千円~1万円
・ベアリング交換…約2万円~5万円
・ファンベルト交換…約3千円~1万円
・タイミングベルト交換…約3万円~6万円
・パワーステアリングベルト交換…約8千円~2万円

クルマを廃車にする場合

クルマとお金

クルマが故障してしまった場合、まずは修理を考えるでしょう。しかしクルマの状態によっては高額の修理費用がかかってしまうかもしれません。そうなると、今乗っているクルマは修理をせずに廃車にして新しいクルマに乗り換えるというのもひとつの方法です。そこで、クルマをお得に廃車する方法廃車買取業者の選び方についてご紹介したいと思います。クルマを修理にするか廃車にするかでご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

お得に廃車したいなら廃車買取業者へ

クルマをお得に廃車する方法としておすすめなのが、廃車買取業者へ廃車依頼をするという方法です。廃車買取業者とは廃車を専門としている車買取業者で、廃車にしたいクルマと必要書類を揃えるだけで、クルマの引取りから解体、陸運局での廃車に関する手続きなど、クルマを廃車にするのに必要な手続きをすべて行ってくれます。また、動くクルマはもちろん事故車や故障車など自走不可のクルマであっても対応してくれるのです。それだけではなく、廃車買取業者を利用することで、レッカー代などの引取費用や解体費用、陸運局での廃車手続き代行費用などの余計な費用をかけずに廃車を完了することが出来るのです。どこかに廃車依頼をするのであればやはり、少しでも余計な費用や手間は省きたいですよね。以上のことから、余計な費用や手間なくクルマを廃車にしたい方は、廃車買取業者への廃車依頼をおすすめいたします。

廃車買取業者の選び方

つぎに、廃車買取業者の選び方についてご紹介したいと思います。廃車買取業者は現在、全国各地にいくつもあります。しかし各廃車買取業者によって、強みや詳しいサービス内容は大きく異なります。そこで廃車買取業者の賢い選び方としておすすめしたいのが、費用0円で依頼できる廃車買取業者を選ぶ、そのなかから複数社に相見積もりを取って買取査定額の一番高い廃車買取業者を選ぶということです。費用0円で廃車依頼が出来る廃車買取業者もある以上そちらを選んだほうがお得ですよね。そのなかで、2.3社を選抜して相見積もりを取りましょう。これは、たとえ同じクルマであっても廃車買取業者によって買取査定額が大きく変わることは珍しくないからです。最近では、お電話一本で査定価格を提示してくれる廃車買取業者もありますので、複数社で相見積もりを取るといってもそれほど手間はかかりません。

まとめ

今回は、エンジン異音で考えられる原因やエンジン異音の際の修理費用のほか、クルマをお得に廃車する方法についてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか?エンジン異音というのはクルマのトラブルの知らせです。クルマのSOSサインととれます。クルマのトラブルを起こさないようにするためには、やはり日常的な点検、メンテナンスがとても重要となってきます。エンジンルーム内にはたくさんの消耗品があります。それぞれの交換時期などもだいたいでも把握しておくと良いでしょう。万が一エンジン異音に気づいた場合には、出来るだけ早めに対処をするようにしましょう。