不要車の廃車手続きと処分、代行サービスを利用するとお得?

最近、自動車の運転免許を返納される方も増えており、車に乗る機会が無くなったので手放すことにしたという方も多いようです。

それまでは車は廃車というよりも、下取りに出して買い換えることを選択してきた方にとって、車に乗ることが無くなり、今回初めて廃車を自分ですることになったという方は、廃車の手続きが複雑そうと不安に感じるのではないでしょうか。
廃車の手続きや車の処分を自分で全て行うことはもちろん可能ですが、代行サービスを利用することで手間をかけずに廃車を行うことが可能となります。また、その中にはお得に廃車手続き代行と車の処分をしてもらう方法もありますので、こちらでご紹介します。

 

ウチもそろそろ廃車を考えているんだけど、どうしたら良いのかわからなくて。。。
面倒な廃車の手続きや車の処分をしてくれるところがあるよ。

 

廃車の手続きと車の処分

車に乗る機会が無くなり廃車することになったら、廃車の手続きと車の処分を行う必要があります。
これはどちらも早めに行うことで、車にかかっている税金などの維持費を防ぐことができます。

廃車の手続きはお早めに

全く乗る機会がなくなってしまった車であっても、廃車手続きをしないままですと、自動車税が課税され続けてしまうことをご存知でしょうか。
この課税義務を停止するには、車の利用をやめたことを運輸支局に登録する『抹消登録』手続きをする必要があります。この廃車手続きは、普通自動車と軽自動車ごとに必要な書類や手続きを行う場所が違っています。
また、手続きができる運輸支局での受付は平日の午前9時から午後16時までとなっており、お昼休みもある為、平日お仕事をされている方は手続きができず、お困りの方も多いのです。その為、廃車の手続きの代行サービスを利用したいという方も多くなっています。

車の処分の方法

車は決して小さくありませんので、使わず保管していてもスペースを大きく取ってしまいます。その為、車の廃車の手続きと併せて本体の処分も必要です。
車の処分の方法というと、廃車解体業者へ依頼し解体処理を行ってもらう方法がまず浮かぶのではないでしょうか。スクラップ処理などを行っている業者や、産業廃棄物処理施設などで車の廃車や金属の回収を行っているところもあります。
ところが解体の処理を個人で発注すると、解体処理費用がかかってしまうなど高額になることもあります。

 

 

 

廃車手続き、車の処分にかかる費用

廃車の手続きと車の処分は、不要になった車に必ずする必要があります。
ところがその手続きや処分に費用が高額にかかってしまうと思うと、思いとどまってしまう方も多いのではないでしょうか。

廃車手続きの費用

廃車手続きを自ら運輸支局や軽自動車検査協会で行うとすると、書類や印紙代など1000円程度の準備費用で可能になります。
ただし、平日にお仕事がある方は休みを取る必要があったり、運輸支局が遠方な場合は移動費用、ナンバープレートを外す作業などに手間もかかってきます。
その為、廃車手続きを代行してくれる行政書士へ依頼する方も多くなっています。
行政書士の廃車手続き代行サービスは、平均費用として1万円~2万円前後のようです。中でも遺産相続後の廃車手続きなど、複雑な手続きが必要な場合は多く利用されています。

車の処分の費用

車の処分の費用は、廃車解体業者へ依頼して行うと解体費用として1万~2万円が発注するとかかります。また、車検が残っていない車やナンバープレートを外してしまった車の場合は、公道を走行できないことから仮ナンバーや積載車などの用意も必要になります。
レッカーでの運搬ではなく、積み込みで移動できる積載車の準備が必要になった場合は、5,000円~1万円程度移動費用が別途かかります。

廃車にお金をかけないで手続きも処分も行うには

廃車手続きと車の処分を自分で対応しようとすると、負担になったり思った以上に費用がかかってしまうこともあります。
費用をかけず廃車手続き代行サービスや車の処分ができて、負担にならない方法はないのでしょうか。

廃車手続き・処分すべて廃車買取業者へお任せ

廃車手続きと車の処分に費用をかけず行う方法はあります。
それは、廃車買取をしていて、廃車手続きの代行が可能で、引き取りのトラックを保有していて引き取りの費用がかからない業者へ依頼する方法です。
もともと廃車をメインに引き取りを行い、手続きを順次行うことができる為、費用負担がないことやトラックを保有している為、引き取りにも手数料がいらないという利点があります。また、廃車の買取もしているので、費用がかからない上にお金がもらえるという可能性もあるのです。
このように廃車買取をしている業者の中でも、廃車の解体も自社で可能な施設を持つ業者を選ぶことをお勧めします。そのような業者は廃車する車を解体し、リサイクルすることで利益を出すことができる為、後から手数料を引かれてしまう心配もなく、手続きから解体処理まで一貫して依頼できる為、安心でもあるのです。

廃車手続きは自分で、車は買取業者へ

運輸支局が近所にある方や書類を揃えるなどの手続きが苦ではないという方なら、廃車手続きをご自分でされる方もいらっしゃると思います。
その場合は車の一時使用中止という形で『抹消登録』を運輸支局で行うと、『登録識別情報等通知書』(一時抹消証明書)が手元に残ります。
この書類は車の解体を依頼する際に必要で、再交付ができない公的書類になりますので大切に保管してください。
残りの処理として車の処分が必要になります。廃車を車の買取業者へ依頼することで、レッカー費用や解体費用をかける必要がなくなる為、お勧めします。

 

 

まとめ

不要車の廃車手続きと車の処分方法についてまとめました。
できるだけ負担をかけずに、納得のいく方法を選ぶことができるよう参考にしてみてください。