「KuruTown(くるたうん)」からのコラム
車を売却する時に必要な書類 Q&Aリスト
車を中古車販売店車に売却すると、売却先で名義変更または抹消登録手続きを行います。その手続きのために必要な書類をそろえて、車と一緒に渡すことで売却が完了となります。
手続きを早く済ませたいが書類が足りない!と焦らないために、前もって準備始めましょう。
普通自動車を中古車販売店に売却する時に必要な書類は8つあります。
必要な書類
車検証の正式名称は『自動車検査証』と言います。自動車保安基準に適合していたことを証明する公文書で、自動車を運行する際に携帯することが義務付けられています。
車検証の【所有者名とその住所地、使用者名とその住所地】を確認してみてください。
A:お使いいただけません。印鑑登録証明書は取得した日から三か月以内のものになります。
また印鑑登録証明書に登録されている実印の押印が必要になりますので、印鑑登録証明書は取得できたが、登録されている実印が見つからない時は、新しく実印の登録をし直す必要があります。
A:車検証記載の住所から現在のお住まいまでは何度お引っ越しされていますか?
引っ越し一回のみ
『住民票』を取得していただくと、住民票の前住所に車検証記載の住所、現住所が印鑑登録証明書記載の住所となり、住所の移転の経歴の証明になります。
引っ越しを二回以上(本籍地移動なしの場合)
本籍地にて『戸籍附票』を取得いただくと本籍地内の移転記録が載ってきます。
引っ越しを二回以上(その中で本籍地の移動もされていた場合)
本籍地ごとに『戸籍付表の除票』、また現在の本籍地で『戸籍附票』の取得が必要です。
また長く廃車手続きをされていない場合は記憶違いも多いため、役所に車検証と印鑑登録証明書の写しを持参し、移転歴がすべて載っている書類の取得がしたいと役所の方に相談いただくことをおすすめします。
A:本籍地でしか取得できない書類は、郵送での取り寄せが可能です。取り寄せの仕方などは最寄りの役所でお問い合わせください。
A:本籍地で戸籍謄本を取得してください。従前戸籍に旧姓が載ってきますので、書類がつながります。
住民票を取得した時に改姓前の名前が載っていますが、住民票はあくまで住所のつながりを証明で戸籍の証明にはなりませんので、改姓の証明には戸籍謄本が必要です。
A:車検証の再発行が必要です。車のナンバープレートを確認していただき、ナンバープレートの管轄の運輸支局で再発行してください。引っ越しなどで管轄の運輸支局が遠方になってしまった場合は、運輸支局の付近にある行政書士事務所などに車検証再発行を依頼することも可能です。
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軽自動車を中古車販売店に売却する時に必要な書類は5つあります。
必要な書類
軽自動車の手続きに必要な書類は普通自動車の場合と違い、所有者が本人だった場合は車検証と認印の準備があれば行うことが可能です。
A:シャチハタ、ゴム印はお使いいただけません。
法人所有者様の場合は角印か丸印の法人印が必要です。
A:所有者になっている車屋(またはローン会社)に所有権解除の依頼をする必要があります。
所有権解除書類を車屋(またはローン会社)から取得してください。所有権解除書類の内訳は下記になります。取得後は特に記入せず、そのまま売却先に提出してください。
軽自動車の場合は、軽自動車申請依頼書 (※旧所有者欄に車屋の記入と認印の押印がされているもの)と、軽自動車所有者承諾書(※所有者によって発行されないこともあります)が必要です。
A:車検が残っていない車は自賠責保険の期間をすぎて解約になっていますので、無くてもかまいません。車検が残っていて自賠責保険証が見つからないときは、保険会社に再交付を依頼する必要があります。
またリサイクル券は必ずしも必要書類ではなく、リサイクル料金が預託されているかの確認ができれば、再交付が販売店側で可能ですので無くても問題ありません。
A:自動車税納税証明書は最新のものが必要です。2019年3月までの手続きには平成30年度分でしたが、2019年4月以降の手続きは令和元年分のご用意が必要です。納税後に手元に納税証明書を保管しておくようにしてください。
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一時抹消登録手続きを運輸支局で完了した車を、中古車販売店に売却する時に必要な書類は以下になります。
必要な書類
登録識別情報等通知書(一時抹消登録証明書)は、一時抹消登録時に運輸支局より発行される書類になります。
必要な書類
軽自動車検査証返納証明書、軽自動車検査証返納確認書は軽自動車検査協会で一時使用中止手続きをした際に発行される書類になります。
車は大切な資産です。資産を手放す際には公的な手続きが必要になります。売却先に速やかに書類の提出を行えるよう、前もって書類の準備をすすめておくようにしましょう。