2021年今買える!カッコいい中古車おすすめランキング

令和3年度が始まり、世情もありライフスタイルが変わったという方も多いのではないでしょうか。特に公共交通機関を避けての移動をする機会が増えた方や、満員の通勤電車を避けてお車や自転車での通勤や通学に切り替えた方も多いようです。
令和2年初めは不調だった自動車業界においても、昨年末からは好調に戻ってきており、車を乗り換えたり今回をきっかけに購入する方も増えています。

車を購入する予算を200万円前後と想定した時、新車購入を考えると、最新の安全技術を搭載した人気の軽ハイトワゴンの見積もりがちょうど登録検査費用等含めて200万円前後です。
ハイトワゴンは車内空間も広く、取り回しも良くてコスパ抜群の軽自動車も勿論魅力的ではありますが、カッコいい車に乗りたい!という方も多いはず。

実は中古車での購入を検討すると、予算200万円前後で憧れのカッコいい車を購入することも可能になります。

今回は憧れのドライバーズカーの中から、今買えるカッコいい中古車ベスト10をランキング形式でご紹介します。車購入前の参考にぜひご覧ください。

ドライバーが一度乗ってみたい、所有してみたいと憧れるカッコいい車というと「運転が楽しい」「見た目がカッコいい」「乗り心地が良い」車であり、ショーファーカーではなくドライバーズカーが思い浮かぶのではないでしょうか。
新車で購入するには敷居が高いと思われる上級クラスのドライバーズカーも、年式を遡って中古車での購入を検討することで、手が届く価格になっている車体もあります。

今回は、国産車・経過年数9年以内・走行距離10万km未満・中古車の車両本体価格が200万円台まで、という条件の下で今在庫が中古車市場にあり買うことが可能なドライバーが憧れるカッコいい車をランキング順にご紹介します。

N0.10 レクサス IS300h

レクサス

中古車販売価格相場 2,200,000円~(新車販売価格 5,260,000円~)

スペック:総排気量2.5L/ハイブリッド車/4ドア/セダン/定員5名

全長/全幅/全高:4,710mm/1,840mm/1,435~1,440mm

レクサスIS300hは、2013年から販売を開始したレクサスISシリーズのハイブリッドモデルです。初代モデル販売開始から約9年が経ったことで、中古車販売価格相場としても手が届く価格のものが増えています。薄型のヘッドランプは一文字になったリヤコンビネーションランプが印象的で、全体的にシャープな仕上がりのFRスポーツセダンになっています。

レクサスIS300hのドライバーズカーとしておすすめのグレード

ISシリーズのなかでもドライバーズカーとして人気のグレードが、F SPORTです。車との一体感を高くするために前後のタイヤをあえて異なるサイズに専用設定されています。実際に試乗してみてこの車に決めたというユーザーも多く、運転をしてみて車と一体感がある反応の良さが性能の高さを物語っている一台です。F SPORTに関しては人気が高いこともあり、リセールバリューが高いため中古車市場においても他のグレードに比べると高額ですが、検討してみたい車となっています。

N0.9 トヨタ ハリアーハイブリッド E-Four プレミアム 4WD

ハリアー

中古車販売価格相場 2,100,000円~(新車販売価格 4,075,000円~)

スペック:総排気量2.5L/ハイブリッド車/5ドア/SUV/定員5名

全長/全幅/全高:4,730mm/1,840mm/1,690mm

トヨタのハリアーは2020年に4代目モデルへと、フルモデルチェンジを行いました。先代の3代目モデルが2013年から7年間販売されており、今回のフルモデルチェンジをきっかけに代替えし乗り換えた方も多かったことから、4代目ハリアーは当初の月販目標台数を大幅に超える販売台数となり、2020年6月の一カ月間で45,000台の注文が入ったようです。そのため、2020年のフルモデルチェンジ以降、先代モデルである3代目ハリアーが中古車市場に増加しています。

トヨタ ハリアーのエンブレムは特徴的なチュウヒが目印

中古車市場で買い頃といっても過言ではない3代目モデルは、4代目モデルには継承されなかったチュウヒのエンブレムとなっており、一目見てハリアーとわかるフロントマスクをしています(4代目はトヨタのエンブレムに変更)。特に3代目モデルの中古車を探すのであれば、エレガンスやプレミアムグレードを探してみることをおすすめします。また走行性能としてはインタークーラー付きターボエンジンと4WDであれば、街乗りだけでなく走破性も高く、あらゆる場所を楽しんで運転が可能です。

N0.8 スズキ ジムニー XC4WD

中古車販売価格相場 1,980,000円~(新車販売価格 2,520,000円~)

スペック:総排気量0.66L/軽自動車/3ドア/SUV/定員4名

全長/全幅/全高:3,395mm/1,475mm/1,725mm

スズキのジムニーは、スズキが1970年から販売している軽クロカン・SUV車です。軽自動車でオフロード走行を主とした四輪駆動車は初代登場から大きな反響があり、人気は2021年現在も続いています。2018年にフルモデルチェンジを行い登場した4代目モデルは、歴代ジムニーの中でも人気の高い2代目モデルの外観で、5スロットグリルは3代目モデルから取り入れるなど歴代のジムニーのデザインを継承しています。

スズキ ジムニーに乗るとキャンプに行きたくなる

ジムニーはもともと新車で購入してもすぐには納車されないことが当たり前といわれるほどの人気車です。2018年フルモデルチェンジを行った際も爆発的な受注があり、スズキの直販店での新車受注後の納期目安は一年後となっていました。2021年初頭段階では、納期は8か月後となっていますが、世情もあり今後短縮されるか延長となるかは確定していません。特に人気カラーであるジャングルグリーンは中古車市場で良状態で見つけることが出来れば買いと言えます。クロカンらしい濃いグリーンカラーは、キャンプなどアウトドアを好む方からも人気が高くなっています。

N0.7 マツダ ロードスターND系S SpecialPackage

ロードスター

中古車販売価格相場 1,840,000円~(新車販売価格 2,818,200円~)

スペック:総排気量1.496L/ガソリン車/2ドア/カブリオレ/定員2名

全長/全幅/全高:3,915mm/1,735mm/1,235mm

マツダのロードスターは、1989年に当時のマツダのブランドであるユーノスから販売されたライトウェイトスポーツカーです。世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカーとして、2000年にギネスブックに登録、その後2016年には台数をさらに更新しています。ロードスターは2015年にフルモデルチェンジを行い、4代目モデルが登場しました。2016年にはロードスターRF(リトラクタブルファストバック)というハードトップタイプも販売を開始、ND系のソフトトップオープンカブリオレとの選択が出来るようになっています。

マツダ ロードスターは最軽量Sパッケージで爽快な走り

定員二名のフロントミッドシップエンジンで、車両重量の配分を50:50に配慮されている4代目ロードスターは、大幅に軽量化されたこともあり、乗り心地はまさに人馬一体と言えるでしょう。6速ATの仕様もあるものの、操作性と走行性を好むドライバーであれば6速MTを選択する人が多いのではないでしょうか。

N0.6 三菱 ランサーエボリューション 2.0GSR X 4WD

ランサーエボリューション

中古車販売価格相場 2,850,000円~(新車販売価格 ,818,200円~)

スペック:総排気量2.0L/ガソリン車/4ドア/セダン/定員5名

全長/全幅/全高:4,495mm/1,810mm/1,480mm

三菱のランサーエボリューションは2016年に生産販売を修了しているスポーツセダンです。中古車市場でも状態良好な車自体が少なくなっています。2021年5月現在、大手中古車店が200万円台で販売している良好な状態のランサーエボリューションは、7台のみとなっていて在庫確認必須の車体ばかりです。ただし200万円台で手が届くランサーのスポーツモデル、ランサーエボリューションは、街乗りに主眼を置いたグレードGSRとなります。同モデルの別グレードで競技用ベースとして製造されたグレードRSとなると、かなり人気が高く希少なため新車販売価格以上の高額取引が行われています。

三菱 ランエボ2.0GSRのおすすめポイント

中古車市場で2021年時点でも一定の流通数があり、購入が可能な車体というと第四世代のランサーエボリューションXです。2007年から2015年まで市場に流通していて、呼称はエボXです。2008年から2012年までは毎年マイナーチェンジが行われていたため年式ごとに性能が異なり、エボXは新しい年式ほど販売価格は高い傾向です。特にエボX2.0GSRグレードをおすすめ出来るポイントは、ベースがギャランフォルティスになっていることから車体が大きく、スポーツセダンでありながら後部席も実用的でファミリーカーとしても使用が出来ること。スポーツセダンとして軽量化ではなく大きく重くなった車両ではあるものの、スポーツセダンは家族で使いづらいというイメージを払拭したのがエボXとなっています。

N0.5 トヨタ RAV4 X 4WD

中古車販売価格相場 2,500,000円~(新車販売価格 2,974,000円~)

スペック:総排気量2.0L/ガソリン車/5ドア/SUV/定員5名

全長/全幅/全高:4,610mm/1,855mm/1,685mm

トヨタのRAV4現行モデルは5代目モデルとなります。先代の4代目モデルは日本国内販売がなく外国仕様のみとなっていましたが、それでも2016年と2017年には世界SUV販売台数一位となった人気の車種です。2019年に2年8か月ぶりに日本に再登場した5代目モデルは、ガソリン車モデルが販売された後にPHVモデルが登場し、受注に対して製造が追いつかないほどの人気となりました。現在中古車市場では5代目ガソリンモデルが販売を開始したタイミングで購入していた車体の初回車検時期が近いこともあり、車検前の乗り換えを行うユーザーがいることから中古車市場に球数が増えてきたことが影響しています。平成31年(2019年)販売のガソリン車モデルがねらい目となっています。

トヨタ RAV4は予防安全性能と衝突安全性能において高評価を獲得

トヨタが販売するクロスオーバーSUVであるハリアーと比べると、エクステリアデザインもオフロード向けとなっているRAV4ですが、乗り回しやすさでいえば街乗りも問題ない車です。また、2019年以降販売されている5代目モデルは予防安全性能評価ASV+++賞を受賞しています。予防安全性能とは、自動被害軽減ブレーキや踏み間違い時のサポートブレーキなど事故を未然に防ぐための先進安全技術が搭載されている車のことで、事故が起こってしまった時の被害を低減するための衝突安全性能評価においてもRAV4はファイブスターを獲得していることから、走破性能と安全性能どちらも兼ね備えた車となっています。

N0.4 スバル WRX STI 6MTAWD

中古車販売価格相場 2,800,000円~(新車販売価格 3,938,000円~)

スペック:総排気量2.0L/ガソリン車/4ドア/セダン/定員5名

全長/全幅/全高:4,595mm/1,795mm/1,475mm(ルーフ高1,465mm)

スバル WRX STIは、2013年のオートショーにおいてスバルが発表を行ったコンセプトモデルだったWRXコンセプトが、同年市販化された車です。もともとスバルから販売されているインプレッサのスポーツバージョンのサブネームがWRXで、その3代目インプレッサがマイナーチェンジをした後に、後継車として登場した車がWRXとなっています。日本仕様車のWRX STIは、初代モデルからずっと水平対向4気筒のEJ20型エンジンが搭載されています。EJ20型エンジンは、モータースポーツでのスバルの活躍を支えてきたエンジンで、発表当時からクラス最強といわれていました。

スバルWRXに搭載されていたEJ20エンジンがすごい

スバルといえば水平対向エンジンEJ20型が知られています。WRX STIには、その水平対向エンジンEJ20が搭載されていることもあり、走行性能の高さからファンが多い車となっています。WRX STIの販売終了となったのも、このスポーツエンジンであるEJ20エンジンが生産終了となったためです。軽量で高剛性であり、低重心なスポーツ4WDセダンは、数多くのスバリストから人気のクルマとなっています。200万円台で手の届くWRX STIは中古車市場では奪い合いになる可能性大です。ただSTIにのみ搭載されているEJ20型エンジンを味わいたいであれば、中古車販売店で見つけることが出来た時は試乗だけでも試してみる良いでしょう。

N0.3 ホンダ S660 α(アルファ)6MT

S660

中古車販売価格相場 1,880,000円~(新車販売価格 2,321,000円~)

スペック:総排気量0.66L/軽自動車/2ドア/オープン2シーター/定員2名

全長/全幅/全高:3,395mm/1,475mm/1,180mm

ホンダS660は、1996年に販売を修了したホンダビートの後継車として、2015年に登場した軽規格のオープン2シーターです。そのS660も、2022年3月をもって製造・販売を終了することが決まり、2021年5月現在の時点ですでに予定されていた生産台数分のオーダーが入ったため、オーダー受付は終了しています。S660というと、ホンダらしいミッドシップレイアウト・リアドライブの軽スポーツカーになります。直列3気筒ターボエンジン搭載の軽量であり軽快な走りが出来るスポーツカーは、低重心で低慣性なため旋回性も高く走る喜びを感じられるスポーツカーとなっています。

ホンダ S660が初めての愛車

ホンダS660は軽オープン2シータースポーツカーです。初めての車でオープンカーや、スポーツカーが欲しいという方にとって価格を抑えて購入することが出来る車ということもあり、初めての愛車に選んで大切に乗っているという方も沢山いらっしゃいます。中古車市場では、カスタムされた車体も多く、カスタムされた車体は新車販売価格を軽く超えてしまうということも少なくありません。200万円台での購入予算を設定されているなら、ホンダのカスタムパーツで人気の高い無限カスタム仕様がされている中古車も視野にいれることが可能になります。販売終了となり今後価格高騰の可能性もあるS660が気になるという方は、早めにチェックしておくことをおすすめします。

N0.2 トヨタ86 GT 6MT

中古車販売価格相場 2,729,000円~(新車販売価格 3,037,100円~)

スペック:総排気量2.0L/ガソリン車/2ドア/セミファストバッククーペ/定員4名

全長/全幅/全高:4,240mm/1,775mm/1,320mm

トヨタ86の名称の由来は、トヨタが以前販売をしていたカローラレビンとスプリンタートレノに存在していた型式AE86からとなっています。型式AE86が販売されていたのは1983年ですが、モータースポーツ界で活躍した車両で当時から絶大な人気があり、今も多くのファンがいる車です。そのAE86のようにお客様に愛され育てられる車になるようにとつけられた車名をもつ86は、スバルとトヨタの技術提携によって、スバルの水平対向エンジンとトヨタの直噴技術を搭載した車となっています。

トヨタ86の低重心ライトウェイトな乗り心地

86のユーザーレビューを見ると所有するドライバーが乗っていて楽しいことや、カッコいい車に乗っていると実感できていることが伝わってきます。86は低重心ライトウェイトスポーツカーで、FRレイアウトなため運転をしていて楽しい一体感と走行性能を感じることが出来るスポーツカーです。また4シーターではあるものの後部席はどうしても居住空間が狭く感じますが、2名乗車であれば問題ないスペースがあります。2021年秋頃に86が進化したGR 86を販売予定となっています。2代目販売の前後は初代モデルの価格が動くこともあります。

N0.1 日産 スカイラインV37 Type P

スカイライン

中古車販売価格相場 2,225,000円~(新車販売価格 5,816,800円~)

スペック:総排気量3.5L/ハイブリッド車/4ドア/セダン/定員5名

全長/全幅/全高:4,810mm/1,820mm/1,440mm

日産自動車のスカイラインは、日産自動車において最も長い歴史を持つプレミアムスポーツセダンです。1957年に生産・販売を開始してから64年目の現在は13代目モデルのV37型スカイラインが販売されています。13代目モデル登場は2013年でしたが、2019年にビッグマイナーチェンジがあり、インフィニティブランドのCIエンブレムから日産ブランドのCIエンブレムへと変更がありました。自動運転サポート技術であるProPILOT2.0もこのマイナーチェンジに合わせて搭載されています。ビッグマイナーチェンジを受けて13代目モデル前期の中古車市場はやや落ち着いたようです。

日産スカイラインは初代から続く憧れのクルマ

63年間の歴史があるスカイライン、その歴代モデルのどこかに子供のころ憧れたスカイラインや、免許取り立てのころに乗りたいと思ったスカイラインがあるというドライバーも多いはず。今現在もスカイラインは進化を続けながら憧れの車であり続けています。スカイラインは高級感と走行性能を併せ持つプレミアムスポーツセダンです。ハイブリッドモデルではあるものの、V6ターボエンジン搭載のため踏み込んだ時の加速性能も高く、ハイブリッドモデル登場当時ハイブリッド車最速といわれた車であることを感じる走りとなっています。

まとめ

予算200万円前後で、2021年の今中古車で購入可能なカッコいい車をご紹介しました。運転のしがいがある車も多く、中古車カタログを見るだけでわくわくするような車が多くなっています。
車の免許を取る前から気になっていた車、子供のころに見て憧れた車は今回登場したでしょうか?車の購入のきっかけは様々ですが、カッコいい車に乗りたくて免許をとったという方も少なくありません。
新車では手が届かない車や、ローンを組みづらい高級車も中古車での購入を検討することで、手に届く車になることもあります。購入前の参考になれば幸いです。