高知県の廃車買取業者の特徴について
高知県は、鳥取県、島根県に次いで全国で3番目に人口が少ない都道府県です。四国地方の中ではもっとも人口が少なくなっています。
四国山地に源を発する清流が多く流れる高知県の公共交通機関状況を見てみると、高知市市街地では公共交通機関の利便性が高くなっていますが、高知市以外の地域によっては不便地域も多く見られます。
不便地域では移動手段として、クルマが必須となっているのが現実です。クルマが必須となると、クルマの廃車を考える機会もさまざまな理由から多くなるのではないでしょうか?
こちらでは高知県の廃車業者の特徴や高知県の廃車業者の賢い選び方などについてご紹介いたします。
高知県で廃車する車の特徴
高知県の中古車人気ランキングを見てみると、1位~5位まで軽自動車がランキング上位を占めています。
近年、全国的に軽自動車の需要が増加傾向にあります。なかには、普通自動車から軽自動車へと乗り換える方も増えているようです。それには、自動車の維持費などが大きく関係しているのでしょう。
軽自動車で人気の車種
高知県の中古車人気ランキングをみてみると、1位ダイハツタントカスタム、2位ダイハツタフト、3位スズキワゴンR、4位スズキスペーシアカスタム、5位ダイハツミライ―スとなっています。
一世帯あたりの軽自動車普及率は、近年では50%を超えているといわれています。年間で販売されている新車台数でも軽自動車が4割を占めているのです。
軽自動車のメリットとしては、維持費が比較的安いことや燃費が比較的良いこと、小さめのボディサイズや小回りがきいて運転しやすいことなどがあがられます。
高知県の廃車業者が車を高く買い取れる理由
高知県にある廃車業者がクルマを高く買い取ることが出来る理由はいくつかあげられます。
廃車業者にとって買取査定額を算出する基準は、そのクルマをどのようにリサイクルすることが可能でどのような販路先があるかということが重要なポイントとなってきます。
リサイクルできる状態であればあるほど買取価格を付けやすくなりますし、販路先候補があればあるほど買取価格を付けやすくなります。
高知港から海外への輸出
古くから重要な港湾として高知県高知市にある高知湾は、現在は港湾法上の重要港湾、港則法上の特定港にも指定されています。
高知湾では、自動車部品や鉄金属などの貿易も行っています。海外輸出ルートをもっている高知県の廃車業者は、高知港を利用して海外輸出を行っていることがほとんどでしょう。
国内の販売ルートのみでは価格の付きにくい車種などであっても、海外では高値で取引されるケースが数多くあります。
特に海外では、国産車のバンタイプや旧年式のディーゼル車などの人気が高くなっていますので、これらの車種であれば高価買取も期待できるのではないでしょうか。
海外輸出ルートを持っている廃車業者は、高価買取が実現できている強みとなっています。
中古パーツや鉄などの資源としてのリサイクル
使用済自動車のリサイクル率は現在、約95%以上といわれています。使用済自動車は資源の塊ということをご存じでしょうか?
廃車業者が引取りをした使用済自動車は、クルマの状態によって中古車としてもしくはリサイクルパーツ・リビルトパーツとして再販されます。それらが難しい状態のクルマや車種の場合には、鉄などの資源としてリサイクルされます。場合によっては、細かく砕かれたシュレッダーダストから燃料が開発されることもあります。
これだけ、使用済自動車にはリサイクルできる部分や価値がたくさんあるのです。こういったリサイクルを行う工程はだれにでも可能なわけではなく、もちろんきちんとした許可を得ていなければいけません。
高知県の廃車業者の賢い選び方とは
初めて廃車をする方は廃車業者を選ぶ時に、その廃車業者次第で廃車に手数料がかかり、損をしてしまう可能性があることをご存知ないかもしれません。お手軽に面倒な手続きを任せることが出来る業者をと選んでみたら、思った以上に廃車手数料がかかってしまい驚いたという方もいらっしゃるでしょう。
こちらでは、廃車業者を賢く選んで、廃車の費用をかけず、さらにお得に廃車するために、賢い廃車業者選びのポイントを二つご紹介します。
廃車の工程を一貫で出来る業者を選ぶ
廃車には、車本体の引取りと廃車の解体処理、そして廃車の書類手続きといった3つの工程が必須となっています。
廃車を完了するまでに必要な工程にかかる費用は、実は廃車業者次第で異なります。この場合、廃車の引取りと廃車の解体、廃車手続き代行まですべて自社で一貫して行うことが出来る廃車業者なら、廃車を他社に外注することで発生することがないため廃車費用を抑えることが出来るのです。
もしもディーラーへ廃車の下取りを依頼した場合、廃車する車には中古車としての価値がなければ下取りはつかず、廃車引取り、廃車解体、廃車手続きはすべて外部発注になる可能性もあるため、廃車を依頼するユーザーに負担となる可能性が高いのです。
廃車専門の業者であれば、すべての工程を自社で一貫して行うことが出来る設備や輸送用のトラック、廃車手続きの専門部署を設けている業者もいます。まずは廃車専門の業者に見積もりを聞いてみることをおすすめします。
廃車することで受け取れる還付も忘れずに
廃車業者選びのポイントの二つ目は、廃車すると発生する還付金を廃車業者から受け取ることが出来るかどうかです。
車検が残っている車で、乗る機会が無くなってしまい廃車をすることにした場合、4月から3月までの年度内の廃車なら2月末までに廃車手続きを完了していれば普通自動車のみですが、自動車税の還付があります。
また、車検が残っている車は強制保険で必ず加入している自賠責保険の返戻金や、車検を通す前に支払っている重量税は車検途中で廃車すると還付を受け取ることが出来ます。
廃車業者の中には、この還付を買取金額に含めて提示するところもありますが、何も伝えずに車検が残っている車なのに下取りや、買取査定の金額が少なかったりつかないという業者もあるのです。廃車業者に見積もりを聞くなら、必ず還付について問い合わせるようにしましょう。