アトレーワゴンの中古をお得に手に入れよう!特徴や価格を解説
アトレーワゴンは、高い積載能力と過酷な使用状況に耐えられる商用のエンジンを搭載された、ダイハツが販売するキャブオーバータイプの軽ワンボックスカーです。
フロントミッドシップレイアウトを採用しているアトレーワゴンは、重い荷物を積んでも安定して走行できます。そのため、荷物が多いファミリーでのお出かけや、大きな機材が必要なアウトドアレジャー、ショッピングなどさまざまなシーンで活用できる車です。
目次
アトレーワゴンの魅力と特徴
アトレーワゴンのパワートレインは商用車用を採用しているため、力強い走りが特徴です。そして、高い積載能力を持つアトレーワゴンは、レジャーから日常使いまで多くの世代の人に選ばれている車です。
過酷な環境でも絶対的な信頼性を発揮
現行のアトレーワゴンは、全車ターボエンジンを搭載した、キャブオーバータイプのハイルーフの軽自動車です。ボディはハイゼットカーゴと共用しており、エンジンは高性能エンジンTOPAZを採用し、4ATとの組み合わせになっています。
後輪駆動も選べるタイプの軽の1BOXカーで、重い荷物を積んだときにも安定して走行できます。商用車に使われているエンジンや、トランスミッションを採用していることにより、定員4人乗車して荷物を積んでの移動でも、なんなく走れます。
そして2017年以降は、ダイハツの最新安全システム「スマートアシストIII」が全車標準装備されて、安全性も更に向上しています。
車中泊も可能な広さ
車高を高くして、バックライトの位置を工夫するなどして、軽のワンボックスカーの中ではトップクラスの積載能力があります。そのため、乗車定員4人フルで乗っても、十分な貨物スペースを確保できます。
また、後部座席を倒すことで、フルフラットにして車中泊も可能。ほかにも、ハーフラゲッジモードで3人乗車しても、大きな貨物も積み込めます。さらに、180mmのスライド機能があってリアシートをスライドすると、後部座席でも快適にドライブを楽しむめることも特徴です。
そして、スライドドアが付いているので、狭い駐車スペースでも乗り降りしやすく、高めの車高と大きなフロントウインドウは、視界が広く運転しやすくなっています。
カスタムも楽しめる
アトレーワゴンの特徴の1つとして、カスタムパーツが多く販売されていることです。ホイールを交換して、見た目をワンランクアップしたり、エアロパーツを装着して、よりスタイリッシュにしてエクステリアを楽しめます。
ほかにも、マフラーを交換したり、フロントスポイラーを交換してカスタムも楽しめます。中には内装にキャビネットをカスタムして、キャンピングカー仕様にしているものも見られます。軽のワンボックスタイプにしては、とても洗練されたエクステリアでお手軽にカスタムを楽しめるため、多くの人に人気があります。
アトレーワゴンの中古車の価格相場
アトレーワゴンは、初代やベースグレードのものは、比較的手に入りやすい価格で売られています。ここでは、業者ごとのモデル別の中古車価格を見てみましょう。
アトレーワゴンの中古車価格
アトレーワゴンの中古車市場での価格は、お手頃なものが多く、安価なものでも状態のよいものが見つかる可能性があります。中には、キャンピングカー仕様になっているものもあり、その場合、200万円を超える高額で取引されているものもあります。
高額になっているものは、年式が新しいものやカスタムされているものが多いため、車の状態を見ながら自分の好みに合ったものを選ぶとよいでしょう。
モデル別の価格の相場
アトレーワゴンはフルモデルチェンジが一度しか行われておらず、現行モデルはマイナーチェンジを繰り返しながら現在も販売中です。価格を重視するなら、初代のものが手に入りやすい価格で売られています。内装や装備にこだわりがあるのなら、2代目を選ぶとよいでしょう。
初代アトレーワゴン
初代アトレーワゴンは、年式も古くなるためかなり安めの価格で流通しています。B社では8,000円から98万円と幅広い価格帯のため、相場は60万円程になっています。しかし、平均すると20万円程度とみておくとよいでしょう。安くアトレーワゴンを手に入れるなら、初代アトレーワゴンがおすすめです。
中古車価格帯 | 中古車相場 | |
---|---|---|
A社 | 20.51~24.84万円 | 約22.68万円 |
B社 | 0.80~98万円 | 約59.23万円 |
C社 | 0.8~45.80万円 | 約20.4万円 |
2代目アトレーワゴン
2代目のアトレーワゴンの価格帯は、55,000円~228万円とかなり開きがあります。前期のものを狙えば、比較的価格は安めで売られています。ハイルーフタイプの軽のワンボックスカーを探しているのなら、2代目のアトレーワゴンがぴったりです。
中古車価格帯 | 中古車相場 | |
---|---|---|
A社 | 70.52~170.85万円 | 約114.12万円 |
B社 | 5.50~199万円 | 約75.97万円 |
C社 | 5.50~228万円 | 約59.7万円 |
おすすめの中古アトレーワゴンのモデル
アトレーワゴンを買うなら、2代目モデルが装備や安全性を考えるとお得に購入できます。とにかく安く手に入れたいなら初代のモデルがおすすめです。
2代目モデル後期型のRSリミテッドFRモデル
長く乗りたいなら、2代目後期の「RS リミテッド」がおすすめです。フロントフォグランプやキセノンヘッドランプが装備され、UVカットガラス、プライバシーガラス、フルオートエアコン、パワーウインドウを標準装備し、車内の快適性にも優れています。
また、運転席助手席にはエアバッグを装備し、衝突安全ボディが採用されているので安心して運転できます。予算に余裕があるなら、100万円程度で質のよい車を見つけられるでしょう。
最高出力 | 駆動方式 | 全長・全幅・全高 | 乗車定員 | 燃費 | 排気量 |
---|---|---|---|---|---|
64ps | FR | 3.395m・1.475m・1.875m | 4名 | 14.8km/L | 658cc |
2代目モデル前期型のRSグレード
お手頃に質のよいアトレーワゴンを手に入れるなら、2代目の2005年から2007年に発売された「前期型のRSグレード」がおすすめです。長く販売しているモデルなので、流通台数も多く価格も落ち着いているため、気に入った一台を見つけやすいでしょう。
カスタムターボRの上級グレードでもある「カスタムターボRS」は、HIDヘッドランプやフロントフォグランプ等装備も充実しています。新車価格で「カスタムターボR」と10万円程度の差なら、装備を考えるとRSのほうがお得感があります。また、デュアルエアバックやEBD付きABSも装備されており、安全性能も確保されています。
最高出力 | 駆動方式 | 全長・全幅・全高 | 乗車定員 | 燃費 | 排気量 |
---|---|---|---|---|---|
64ps | FR | 3.395m・1.475m・1.875m | 4名 | 14.8km/L | 658cc |
業者別のアトレーワゴンの中古車価格
アトレーワゴンの中古車が、どれくらいの価格で売られているかを見てみましょう。タイプ別、年式別、走行距離別に見て、お得に購入できるアトレーワゴンを見つけましょう。
タイプ別
初代のモデルは、発売から年数も経過しているため、安めの価格で売られています。2代目のモデルは、上級モデルが少し高めのものもありますが、標準グレードとあまり価格に差はありません。
そのため、装備が充実しているカスタムターボRSがおすすめです。スライドイージークローザー等の便利機能を望むなら、カスタムターボRSリミテッドを選ぶとよいでしょう。
A社 | B社 | C社 | |
---|---|---|---|
カスタムターボR | 約70.52万円 | 約49.32万円 | 約53.08万円 |
カスタムターボRS | - | 約49.17万円 | 約53.63万円 |
カスタムターボRSリミテッド | 約132.54万円 | 約64.48万円 | 約68.74万円 |
CX ハイルーフ | 約22.68万円 | 約18.68万円 | 約20.55万円 |
年式別
年式別の中古車価格を見ると、初代のものほど安く購入できることがわかります。ただし、発売されてかなりの年数が経過しているので、購入前のチェックは慎重に行いましょう。
2代目の後期にあたるモデルは、アトレーワゴンの中でも比較的高めの価格が付いています。それでも、年数がたっているため価格は落ち気味で、手に入れやすい価格帯で売られています。
A社 | B社 | C社 | |
---|---|---|---|
1999~2005年 | 約20.68万円 | 約21.05万円 | 約26.76万円 |
2005~2010年 | 約86.24万円 | 約44.96万円 | 約45.63万円 |
2010~2015年 | 約113.79万円 | 約70.52万円 | 約76.31万円 |
2015~2018年 | 約170.85万円 | 約135.83万円 | 約135.04万円 |
走行距離別
最近では、適切なメンテナンスを行っていれば、10万kmを超えていてもほとんどの車が問題なく走行できます。しかし、10万kmを超えたものは低めの価格設定で、走行距離が少ないものほど高く売られています。走行距離を見るときには、年式もチェックして、年数と距離の割合を見ることも大切です。一般的に、年間5,000km~10,000km程度走ることが多いようです。
これを基準に考えて、極端に走行距離が多い場合には、消耗部品の劣化具合を確認しましょう。また、走行距離が少ない場合には、放置されていた時間が長いと不具合が出る可能性があるので、こちらも注意が必要です。
A社 | B社 | C社 | |
---|---|---|---|
0~20,000km | 約162.92万円 | 約130.06万円 | 約128.9万円 |
20,000~40,000km | 約154.98万円 | 約89.08万円 | 約81.75万円 |
40,000~60,000km | 約78.04万円 | 約61.70万円 | 約63.34万円 |
60,000~80,000km | 約69.01万円 | 約53.5万円 | 約59.7万円 |
80,000~10万km | 約74.73万円 | 約44.29万円 | 約40.60万円 |
10万km~ | - | 約29.38万円 | 約28.85万円 |
アトレーワゴンを購入する際の注意点
購入前に車の特徴や注意点を知っておくと、事前に対策ができますし、長く乗り続けられる車を見つけられます。車体自体のチェックも重要ですが、リコール情報も確認しておきましょう。
リコール対象車に注意する
2015年式のアトレーワゴンには、ワイパースイッチの不具合から、リアワイパーが作動しなくなる可能性があります。購入希望の車両が、2015年式でワイパー装着車ならリコール対象車なので、注意が必要です。
リコールに対する改善措置が行われているかは、運転席のドアの内側に、ステッカーが貼られているかで確認できます。購入の前には、リコールの対象車ではないか、対象車なら改善措置が行われているのかを確認するとよいでしょう。
エアコンのききをチェック
一般的にエアコンに付いているエアコンフィルターが、アトレーワゴンには付いていません。そのため、エアコンのエバポレーターが目詰まりを起こし、エアコンのききが悪くなるという症状がでます。
したがって、購入前にはエアコンがしっかりと作動するかの確認が必要です。アトレーワゴンは車内も広いため、十分な風力も必要です。特に年式が古いものだと、ゴミが詰まっている可能性が高くなるので、車内全体がしっかりと冷えるかを確認しましょう。
現在の車から買い替える場合には
車を買い替えるときには、事前に買取業者の選び方を知っていると、お得に買い替えできます。事前に準備をして、より高く買い取ってもらえる業者を選びましょう。
売ったお金を元手にお得に買い換えよう
車の買い替えのタイミングは人によって異なり、車検であったり転勤であったり、結婚であったりとさまざまです。そして、車を売るときには、事前にどの車に乗り替えるかや、どの買取業者に買い取ってもらうかなどを調べておくと、お得に買い替えできます。
車の買い替えをするときには、ほとんどの人は乗っている車を売って新しい車を購入します。そのため、少しでも高く売って、購入資金の足しにしたいと考える人がほとんどでしょう。また、少しでも高く売るためには、事前にどれくらいで所有している車が売れるのかを、リサーチしておくことが大切です。買い替えのための費用も事前に計算できますし、時間に余裕があれば、いくつかの業者を比較して選べます。
また、自分の車の状態を把握し、自分の車に合った買取業者を選べば、より高く買い取ってもらえる可能性があります。このように、車の買い替えを検討しているのなら、事前に準備を行って、お得に買い替えできるように備えましょう。
アトレーワゴンの中古車をお得に手に入れよう
アトレーワゴンは広い車内を持ち、優れたパワートレインを採用しているため、荷物を載せてガンガン走る人にはぴったりの車です。そして、ワンボックスタイプの軽自動車なので小回りもきき、運転がしやすいため女性でも安心して日常使いできるサイズです。
人気のある車種なので、中古車市場には多く流通しています。そのため、お気に入りの1台をお手頃値段で見つけられる可能性も高いです。パワーのある軽のワンボックスカーを探しているなら、今乗っている車を賢く売って、お得にアトレーワゴンに買い替えましょう。