ブルーバードシルフィの評価は?性能や口コミについて知ろう
日産のセダン型乗用車ブルーバードシルフィは発売当時、ガソリン車としては驚異的な排出ガス低減性能を持っていたことで話題となりました。その後は3代目のフルモデルチェンジまでの12年間、改良されながらシニアやマダム向きの車として人気を獲得しています。
今回はこのブルーバードシルフィへの買い替えを考える人たちのために、人気グレードの情報や口コミ評価をさまざまな観点から詳しく解説していきます。また、お得に買い替えを行うポイントも紹介します。
以下の内容をしっかりと把握して、ブルーバードシルフィの購入を検討してください。
目次
ブルーバードシルフィの特徴
ブルーバードシルフィは現行の日産シルフィの初代・2代目にあたるモデルです。名前にもあるように生産終了したブルーバードとしては11代目にあたるモデルでもあります。
特徴は、2000年の発売当初のガソリン車としては驚異的な排出ガス低減性能を持っていたことです。これに関しては当時かなり話題になりました。
なお、この他モデルによってターゲット層が異なっている点も特徴的です。初代に関しては40~55歳のミドルエイジをターゲットにしていたため、デザインは名前にあるブルーバードを意識させるものになっていました。
一方で2代目は40代の女性をターゲットにしたため、デザインは洗練された上質さを感じられるものになり、室内空間を広くとるなどの変更が加えられました。これらが2000~2012年までにかけて販売されたブルーバードシルフィの特徴になります。
ブルーバードシルフィのおすすめ人気グレード
それでは、ブルーバードシルフィのおすすめ人気グレードを以下の2点解説していきます。どのような違いがあるのかを比較しながら見ていきましょう。そして、よければ購入の参考にしてください。
中間グレードの20M
こちらの20Mは中間グレードにあたるモデルです。新車価格は当時208万円程しており、全グレードの中では15M FOURに次ぐ高値でした。
装備としては熱線リヤウインドウや防眩式ルームミラーなどの標準装備以外では、オートライトシステムやフロントフォグランプなどを搭載していました。駆動形式がFFで、充実した装備をブルーバードシルフィに求めるのであれば、こちらはおすすめのグレードです。
4WDモデルの15M FOUR
こちらの15M FOURは4WDモデルで装備を充実させたグレードです。新車価格は約210万円と全グレードの中で1番高く設定されています。
なお、駆動形式が4WDであるモデルはこちらの以外には古いモデルしかないので、原則こちらからしか選べません。そのため、4WDのブルーバードシルフィを求めているのなら、こちらを選んでください。
ブルーバードシルフィに乗っている人の口コミ評価
ブルーバードシルフィの購入を真剣に検討していくのであれば、ユーザーの声を知ることは大切なことです。なぜなら、乗ってみらければわからないことがあるからです。
ここでは、ブルーバードシルフィに乗っている人の口コミ評価を詳しく以下の4つに分けて解説していきます。それぞれでユーザーがブルーバードシルフィにに対してどのような評価をしているのかを知りましょう。
エクステリアに関する口コミ
ブルーバードシルフィのエクステリアに関する口コミは以下のようでした。
- ブルーバードシルフィはセダンのお手本といってよいもの。カッコいいデザインであるとはいえないが、無駄のないものに仕上がっていると感じられる
- デザインとしては横からみた絵が気に入っている。きれいでありながら高級感も感じられるのでよい
上にあるようにエクステリアに関しては好評な口コミが多くありました。初代と2代目でデザイン自体に違いがありますが、初代ではセダンとして完成されたデザイン満足していたり、2代目では高級感を感じるものになっていたため高評価を得たようでした。
したがって、エクステリアデザインはユーザーを満足させるものになっているといえるでしょう。
内装に関する口コミ
ブルーバードシルフィの内装に関する口コミは以下のようでした。
- シックな感じのインテリアでよい。木目調などが室内の雰囲気を落ち着かせているため、高級感がある
- 後部座席に関してはセダンとしては相本が広く作られている。また、内装自体もこだわっていることが伝わってくるため、他社のセダンよりもおしゃれに感じられる
内装に関しては好評な口コミが多くありました。特に2代目のブルーバードシルフィに関してはインテリアデザインを高評価しているのが目立ちました。やはりターゲットを40代の女性にして設計されたものであるので、センスのよさが目立った結果であるのでしょう。
したがって、ブルーバードシルフィは内装に関してもユーザーを満足させているといえます。
走行性能に関する口コミ
ブルーバードシルフィの走行性能に関する口コミは以下のようでした。
- スポーツカーのようにコーナーを攻める様な運転ではなく、セダンとして静かにスーッと流すのが似合う車だと思う
- 運転している際にアクセルを離すとエンジンブレーキがしっかり掛かる。これによって安心感がある
上にあるように走行性能に関しても好評でした。やはりセダンとしてしっかりと作られているため、それにふさわしい走行性能になっているようです。基本的には若者向けでないため、ターゲット層の運転の特徴を考えて作られているのも好評の理由の1つかもしれません。
そのため、走行性能はセダンとしては完成度の高い車に仕上がっていると考えられます。
エンジン性能に関する口コミ
ブルーバードシルフィのエンジン性能に関する口コミは以下のようでした。
- 1.8Lのトルクの割には車重が軽く作られているため、十分な性能を発揮してくれる
- 出足も軽快であるのでストレスを感じない。馬力もあり高速道路進入にも余裕をもてるため、満足している
エンジン性能に関してはおおむね好評でした。しっかりとしたエンジン性能があるため、アクセルを踏んだ時や高速道路上でも問題ない性能があるようです。そのため、街乗りなどを主とするのであれば、満足できるような性能を持っているでしょう。
ブルーバードシルフィの口コミからわかる欠点
ブルーバードシルフィの口コミはどのユーザーも多くの場合で満足しているようでした。しかし、中には満足していないユーザーもおり、ブルーバードシルフィの欠点と思えるものもあります。
そこで、ここでは欠点と思われるものについて詳しく解説していきます。ブルーバードシルフィの優れたところだけでなく、欠点もしっかりと把握して納得がいった上で購入に踏み切りましょう。
視界が悪い
口コミの中にはブルーバードシルフィの視界の悪さを指摘するコメントが多く見られました。具体的には視界が悪いというものや初心者には不安といった声がありました。
また、後方の視界がみえにくく、車庫入れが難しいと言った声もありました。ブルーバードシルフィでは、運転時に視界の悪さを感じる人が多いようです。
もちろん、慣れてしまえば問題ないのかもしれませんが、この欠点を頭には入れておいた方がよさそうです。
荷室が狭い
口コミの中には荷室の小ささを指摘するコメントが多くあります。人によってはあまり荷物を載せられないため、大きな買い物はできないといった声もあり、普段の生活が制限されてしまう場合もあるようです。
したがって、大量に買い物をすることが多い人にはブルーバードシルフィは不向きの車なのかもしれません。そういった意味ではこちらは欠点と呼べるでしょう。
シニア向けのデザイン
口コミの中にはデザインがシニア向けで若者向けではないという声も多く存在しています。これに関してはそもそもブルーバードシルフィのターゲット層が若者でないということが大きく影響しています。
例えば初代のブルーバードシルフィであれば40~55歳の男性をターゲットにしていますし、さまざまなところが改良された2代目でも40代の女性がターゲットです。若者向きのデザインでないことは十分理解できるでしょう。
したがって、シニアなど比較的高い年齢層向けにデザインされたのがブルーバードシルフィであると考えましょう。
ブルーバードシルフィをお得に購入するには
ブルーバードシルフィをお得に購入したいのであれば、以下のポイントを押さえましょう。ここでは、そのポイントについてついて解説していきます。どうすれば出費を抑えてブルーバードシルフィに買い替えられるのかを知りましょう。
現在乗っている車を買取に出す
ブルーバードシルフィへお得に買い替えたいのであれば、現在の車を買取に出してそれを元手に購入しましょう。もちろん年式が古かったり、過走行などの車では買取は難しいと考えて廃車を考える人もいるでしょう。
しかし、その場合では相応の手間が掛かったり、費用を支払わなければなりません。また、例え一般的な買取業者で買取が困難であっても、不動車などの買取を行っている廃車買取であれば買取してもらうことは可能です。
したがって、車の価値がないと思っても、対応可能な業者であれば問題は解決するでしょう。なお、査定価格は年式や走行距離によって変わるため、状態を確認した上で買取業者を選ぶようにしてください。
今乗っている車を売ってブルーバードシルフィをお得に購入しよう
ブルーバードシルフィは2000年の発売当初は、ガソリン車としては驚異的な排出ガス低減性能を持つことで話題となった車です。また、おすすめの人気グレードには、中間グレードの20Mと4WDモデルの15M FOURがあります。また、おおむねブルーバードシルフィの口コミ評価は好評でした。しかし、中には視界が悪いなどの欠点を指摘する口コミも見られました。購入の際には口コミなどをよく参考にして、検討するようにしましょう。
買い替えの資金を作るためには、今乗っている車を売却することも1つの方法です。信頼できる買取業者を見つけてできるだけ高い値段で売却し、ブルーバードシルフィをお得に購入しましょう。