レジアスエースの中古価格相場を業者別で解説！お得な乗り換え方法は

レジアスエースは、トヨタが生産・販売をしているキャブオーバー型のバンです。1999年から販売され、2代目まで登場しています。救急車などにも使用されている車です。今回は、そんなトヨタ・レジアスエースの中古車価格相場を業者別で解説していきます。

レジアスエースを中古として探しているなら、価格相場を知って費用の目安を考えておきましょう。車の魅力や特徴、そしておすすめモデルや購入前の注意点までレジアスエース検討中の方は是非参考にご覧ください。

レジアスエースの魅力と特徴

まずはレジアスエースの魅力や特徴を紹介していきます。改めて検討中の車がどんな魅力や特徴があるのか知っておきましょう。

ハイエースと同様にカスタムが可能

レジアスエースは同じトヨタのハイエースと似ていますが、レジアスエースが4ナンバーのバンのみとなっているのに対し、ハイエースは普通免許では運転できないタイプもあり、それ以外では内容や外装は変わりありません。ほぼ変わりないため、ハイエースで使われるカスタムパーツはレジアスエースにも併用できるようになっています。

最新モデルは安全を多面的にサポート

レジアスエースの最新モデルは、事故防止対策がしっかり施されています。3つの先進安全機能を標準装備していて、それが「Toyota Safety Sense」です。車や歩行者を検知して万一の時に自動ブレーキが作動するプリクラッシュセーフティ、さらに車線をはみ出しそうになったらアラームが作動するレーンディバーチャーアラート、自動でハイビームに切り替わるオートマチックハイビームです。

こういった安全機能を搭載したレジアスエースは、セーフティ・サポートカーで、ドライバーの安全をサポートしてくれるのが最新モデルのレジアスレースの魅力です。

レジアスエースの中古車の価格相場

ここでは、レジアスエースの中古車価格相場を紹介していきます。価格相場を知り、レジアスエースを購入する際の参考にしてみましょう。

レジアスエースの中古車価格

レジアスエースの中古車の価格帯は50万円～600万円台程度とされています。かなりふり幅がありますが、平均価格はおよそ200万円はするので、そこそこ高額となることを踏まえて購入するか検討した方が良いでしょう。年式がまだ新しいものだったり、走行距離が少ないと比較的高額です。50万円台など100万円切るのは年式が古いものや走行距離が多いものと考えられます。

モデル別の価格の相場

続いては、レジアスエースのモデル別価格相場を見ていきます。紹介するのは「2004年までの初代」、「2代目モデル」です。それぞれ業者別で紹介するので、参考にしてください。

2004年までの初代レジアスエース

初代レジアスエースは、ハイエースがトヨペット店の専売に切り替わることになり、当時のビスタ店（現在ネッツ店）向けの姉妹車として誕生しました。2004年までは一部改良されながら販売されてきています。そんな初代レジアスエースの価格相場は以下の通りです。

A社では、レジアスエース自体の取扱いがなかったため空白としています。初代はかなり古く、2004年モデルでもかなり古いものなのでレジアスエースの全体の平均価格よりも安価となっています。

現行2代目レジアスエース

2004年からはフルモデルチェンジしたことにより200系レジアスエースとなっています。さまざまな一部改良、マイナーチェンジを受け、現在のレジアスエースに至っています。最新モデルには安全運転機能を搭載しています。そんな現行モデルのレジアスエースの価格相場は以下の通りです。

こちらもA社はありませんでしたが、B社やC社の相場を見ると、平均価格と同じ程度なのが分かります。

おすすめの中古レジアスエースのモデル

ここでは、レジアスエースのおすすめモデルを紹介していきます。紹介していくのは、「スーパーGL」、「初代のディーゼル搭載車」です。それぞれのスペックや特徴を見ていきましょう。

特別感があるスーパーGL

レジアスエースの中でも特別仕様車として誕生したスーパーGL DARK PRIME。商用車のイメージを払拭するかのごとく、スポーツ好む若者にも人気の高い車種です。外装はダークメッキを施し、フロントグリルやメッキバックドアガーニッシュを採用しています。全体的におしゃれでカッコいい特別装備と質感でバンのイメージが覆されます。

そんな特別感のあるスーパーGL DARK PRIMEのスペックは以下の通りです。

安さと耐久力で初代のディーゼル搭載

初代のディーゼル搭載レジアスエースは、古い初代であっても耐久性があり、走行に安心感があります。初代のレジアスエースでもマイナーチェンジを繰り返しているので、中古車をお探しの際は最終登録年度に近いモデルを探しましょう。

そんな初代のレジアスエースのスペックは以下の通りです。

業者別のレジアスエースの中古車価格

ここからは、業者別のレジアスエースの中古車価格を、タイプ別、年式別、走行距離別といった3つの観点から紹介していきます。タイプというのはレジアスエースのグレード別ということです。それぞれ比較しながら検討してみましょう。

タイプ別

レジアスエースのタイプ別で価格相場を比較しています。特別仕様車のダークプライム、ダークプライムIIは、年式が2019年だったりなどまだ比較的新しいため、平均価格の200万円よりも高めな相場となっています。

年式別

レジアスエースの年式別で価格相場を比較しています。2000年は初代、2004年は初代から2代目に移り変わるときあたりです。初代でも平均価格よりは下回っていますが、そこそこの金額なのが分かります。2016年式は今から3年前なので280万円程度の相場です。2019年式はまだ新しいので価格相場も平均価格を大きく上回っています。

走行距離別

レジアスエースの走行距離別で価格相場を比較しています。どちらの業者も、2万～4万kmが取扱い数が多く、価格相場も全体的に高くなっています。全体的に見ると、レジアスエースの平均価格の200万円を余裕で越えているのが分かります。

レジアスエースを購入する際の注意点

レジアスエースを購入する前に、気を付けておかないといけないことがあります。購入する際の注意点ということで解説していきますので、しっかり覚えておきましょう。

店頭で見るときはハイエースと間違えない

レジアスエースとほぼ同じのハイエースと間違えやすいところがちょっとした欠点となっています。基本的に内容、外装は一緒です。同じトヨタ車なので、ぱっと見では区別つかないです。ハイエースではなくレジアスエースを買い求めるなら、必ずエンブレムなどを見てレジアスエースで間違いないかどうか確認しましょう。

レジアスエース4WDにブレーキ不具合

レジアスエースの4WDタイプには、ブレーキのトラブルが報告されています。平成28年6月～29年2月のレジアスエース4WD、「TRH228B」と「TRH228B改」には注意しましょう。この2つには、車両安定制御機能VSCの制御プログラムに問題が見つかり、タイヤ空転の際の車速を正し演算できないことから、雪道などで制動距離が伸びてしまうということでリコールされています。

狙っているレジアスエースが該当しないかどうかの確認が必要です。

部品不足で高額の修理代

レジアスエースは海外でも人気の高い車種です。海外輸出の際に部品取りされないままなので、中古の部品があまり出回っていないことが多いというところに注意しましょう。というのも、部品が出回っていないということは、万一修理となった時に部品交換代が高額となり得る可能性があるからです。中古部品ではなく新品の部品となれば高額なので、買い求める際はそのことも踏まえておくことです。

現在の車から買い替える場合には

レジアスエースに買い替える際、どうせ購入するならお得な方がいいと誰でも考えることでしょう。そこでこの章では、現在の車からレジアスエースにお得に買い替える方法を紹介していきます。

複数の買取業者で比較をする

お得に買い替えるには、買取業者に今乗っている車を買い替えてもらい、そのお金をレジアスエースの購入資金に充てることです。しかし買取業者といっても全国にさまざまありますが、1つの買取業者に依頼して買い取ってもらうのではなく、複数の買取業者にまずは査定をしてもらいましょう。その理由は、査定結果は業者によっても異なるため、数十万円の差が出ることがあるからです。数十万円の差は結構大きいものでしょう。

今の車を相場がどのくらいか把握し、それから査定してもらうと相場よりも高いのか低いのか分かります。相場よりも高すぎても怪しいですが、どこの業者が良いか良い業者を見極めるためにも複数の業者に依頼することが重要です。引き取り先を見極め、お得に買い替えましょう。

モデルまで絞りレジアスエースの中古を探そう

トヨタ・レジアスエースは、同社のハイエースの姉妹車として誕生し、救急車など商用車として主に使われています。実際商用車のイメージが強いレジアスエースですが、中には若者向けなデザインが施されたダークプライムというモデルもあるため、さまざまな使い方ができるのもレジアスエースの魅力の1つです。

モデルの中では、ブレーキの不具合でリコールが出たものもあるため、レジアスエースを購入する際はモデルをチェックし、さらにハイエースと間違いのないように購入しましょう。レジアスエースは中古でも平均価格は200万円ほどします。決して安くはないので、購入資金を作るためにも今乗っている車を買取に出すなどしてお得に車を手に入れましょう。

そして、レジアスエースとともに素敵なカーライフにしましょう。