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「車検と車の手続き案内センター」からのコラム
車を一時抹消登録後、再度使用する為の手順について

車を一時抹消登録後、再度使用する為の手順について

目次

長期入院や海外出張などの理由から車を使用しない期間が長くなる場合、運輸支局で自動車の使用を一旦中止する一時抹消登録を行います。

また、再度車に乗る機会ができ、再度使用したい時はどのようにすればいいのか?気になりますよね。
一時抹消登録をした車を再度使用する為に、必要な再登録の手続きと手順をご紹介いたします。

使用しない車は一時抹消登録を行う

一時抹消登録を行っていなければ、自動車の登録が残った状態ですので、車を使用していないのに自動車税がかかったり、車検が残っている場合は自賠責保険料も実質支払っている状態です。
その為、長期間車に乗らない場合は一時抹消登録をしておいた方が税金や保険料の支払いがなくなり、無駄な出費を防げるケースがあります。

一時抹消登録に必要な書類

自動車の一時抹消登録に必要な書類は、下記の8つです。

※ご自身でご用意頂くもの

  • 車検証(正式名称:自動車検査証)
  • 所有者の印鑑登録証明書 ※取得から3か月以内
  • 委任状(代理人が申請する場合)
  • 印鑑登録証明書の実印
  • ナンバープレート前後2枚

※運輸支局で取得、または購入が可能なもの

  • 手数料納付書・印紙
  • 自動車税・自動車取得税申告書 ※地域によっては必要
  • 一時抹消登録申請書

一時抹消登録は、自動車のナンバープレート前後2枚を持参する必要があります。
普通自動車の後ろ側のナンバープレートには封印が付いていますので、封印をマイナスドライバー等で破いてから外します。

一時抹消登録手続きを終えたら

一時抹消登録の書類を揃えたら、運輸支局へ提出し手続きを完了します。手続きを行うと、【登録識別情報等通知書】が交付されます。
こちらの通知書が一時抹消登録の公的な証明書になります。注意点としては、再発行ができませんので大切に保管してください。
車検が残っている車の場合は、一時抹消の手続き完了後に保険会社で自賠責保険の解約を行うと還付金を受け取ることが可能です。

自動車税は抹消登録が終わると、税事務所より1、2か月後に還付通知が届きますので、最寄りの金融機関で還付金を受け取ることができます。

一時抹消登録後に中古新規登録をする

一時抹消登録を完了して、使用を止めた車を再度使用する為に必要な手続きを【中古新規登録】といいます。
一時抹消登録状態の車は、公道を走ることができません。中古新規登録いう、自動車の登録手続きを行う必要があります。

中古新規登録の手順

では、中古新規登録とはどのように行うのでしょうか。

車庫証明書を準備する

まず、車の保管場所の管轄の警察署へ行き、車庫証明書を取得します。車庫証明書は発行から1か月以内に手続きが必要ですので、日数内に手続きができるように考えて取得しましょう。
警察署で車庫証明書が交付されるまでには、申請から2日~1週間程度かかります。

新規検査を受ける

次に車本体についてです。車は一時抹消登録をしたことにより、車検が切れています。その為、再度利用するには新規検査を通す必要があります。
しかし、ナンバープレートを外していて、自賠責保険も切れている車は公道を走ることができません。
ですが、車検を受ける為には最寄りの運輸支局まで車を運ばなくてはいけません。車を運ぶ方法は2つあります。
1つはレッカーを手配して車の移動を依頼する方法と、もう1つは仮ナンバーの申請と自賠責保険の加入を行い、自分で車を移動させる方法です。
できるだけ料金をかけずに行いたいなら、この仮ナンバーの取得を行い自分で車を移動させることをお勧めします。

仮ナンバーの申請方法

仮ナンバーの申請は、最寄りの市区町村の役場または運輸支局で行います。
仮ナンバーの申請には、4つの書類が必要です。

  • 登録識別情報等通知書のコピー
  • 自賠責保険証明書 ※前もって加入しておく必要があります
  • 認印の準備
  • 本人確認ができる身分証明書(運転免許証など)

仮ナンバーの申請手続きは、運行当日または前日に行いましょう。仮ナンバーの有効期限は5日間のみになります。

車を運輸支局まで運ぶことができたら、新規検査を受け、合格したら中古新規登録を行います。

中古新規登録に必要な書類

中古新規登録にはどのような書類が必要なのでしょうか。
中古新規登録に必要な書類は、10つあります。
※ご自身でご用意頂くもの

  • 登録識別情報等通知書(一時抹消登録手続きを行った際に交付されたもの)
  • 自賠責保険証明書
  • 印鑑登録証明書(発行から3か月以内)
  • 委任状(代理人が申請する場合)
  • 印鑑登録証明書の実印
  • 車庫証明書(発行から1か月以内)
  • 定期点検整備記録簿

※運輸支局で取得、または購入が可能なもの

  • 申請書
  • 手数料納付書・印紙
  • 自動車検査票
  • 自動車重量税納付書
  • 自動車税・自動車取得税申告書 ※地域によっては必要

書類の準備が終わったら、運輸支局にて登録手続きを行います。
不備がなければナンバープレートが交付されますので、取り付けが終わり次第、中古新規登録は完了となります。

車を一時抹消登録後、再度使用する為の手順についてのまとめ

車を使用しない期間が長い間ある場合は、一時抹消登録をしておくことをお勧めします。
一時抹消登録をし、車を保管する場所さえ確保できていれば、何年経っていても再利用(中古新規登録)することは可能です。
ただし、車の状態によっては新規検査に合格しない場合もあります。新規検査を通す為に修理が必要な場合は、整備工場等で修理代金の見積もりをしてもらい、修理を行い再登録をするか、見積もり額によっては廃車を検討するケースが考えられます。
もしも再登録が厳しい場合は、一時抹消登録後に解体届出(自動車を解体後に行う廃車手続き)することもできます。