車のナンバープレートは、自分の車を識別するポイントです。例えば、ショッピングモールの駐車場などで買い物から戻ってきたとき、自分の車と一緒の色、一緒の車種が隣に停まっていた。というときに、ナンバープレートの数字を見て、自分の車がどちらか確認したという経験のある方もいるのではないでしょうか。

ナンバープレートの数字を希望のものにされている方も多いかと思います。記念日や誕生日、語呂合わせなど、自分に関連する数字を使うと、より自分の車に愛着がわいてきます。多くの方は、変更する機会はないかと思いますが、意外と身近に変更するタイミングが潜んでいるのです。
そこで今回は、どのような場面でナンバープレートの変更が必要なのか、どこで手続きを行うのか、必要書類から手続きの流れまでを解説していきます。

ナンバープレート変更にあたって覚えておきたいこととは?

ナンバープレートの変更

ナンバープレート変更方法の解説の前にまず、覚えておいてほしいのが、自動車保険の変更手続きです。ナンバープレートの番号を変更するのであれば自賠責保険、任意保険共にナンバーの変更手続きをおこないましょう。

自賠責保険の場合、車の所有者ではなく、車自体に保険がかかるので、変更しなくとも保険金は支払われます。しかし、契約内容に変更があった場合は、必ず保険会社に通知する義務があるのです。
任意保険の場合は、契約時に登録した車両を運転しているときに事故などをした際、保険金が支払われる仕組みとなっています。そのためナンバーの変更手続きをしないと、契約と違う車両を運転していたとみなされて、保険金が支払われない可能性が十分考えられます。ナンバープレートの変更が終わったらついつい安心してしまいがちですが、忘れずに自動車保険の変更も行いましょう。

どんな場面でナンバープレートの変更を行うの?

ナンバープレートを変更する主な理由としては、

・他の都道府県へ引っ越して住所変更を行った場合

・ナンバープレートを破損、紛失、盗難されてしまった場合

この2点が挙げられます。

ナンバープレートの破損に関しては、前後2枚のナンバープレートを返納することで、同じ番号が継続して使えます。しかし紛失や盗難されてしまった場合、犯罪防止のため強制的に番号を変えなければなりません。その他にも

・希望ナンバーに変更する場合

・他の都道府県の人から車を譲り受けた場合

・図柄入りナンバーや字光式ナンバーに変更する場合

などがあります。図柄入りナンバーとはオリンピック記念ナンバーなどのことです。現在では、ネットオークションなどで、車を個人売買する方も増えています。
また、図柄入りナンバーなどにしている車も多く見かけることでしょう。図柄入りナンバーにすると、軽自動車も「黄色」のナンバーではなく、「白色」になるため人気があります。

また最近ではあまり見かけませんが、文字や数字自体が光る、字光式ナンバーというものもあります。このように、行政的な理由から個人的な理由まで、ナンバープレートを変更する場面は、身近にたくさん存在しているのです。

変更手続きを行う場所は?

ナンバープレートの変更手続きを行う場所は、お持ちの車が普通自動車か軽自動車かによって変わります。普通自動車の場合はお住いの地域を管轄している運輸支局(通称:陸運局)へ、軽自動車の場合は、お住いの地域を管轄している軽自動車検査協会へ足を運ぶこととなります。その際、新しいナンバープレートと引き換えに、古いナンバープレートを返納しなくてはならないので、基本的には、ナンバープレートを変更する車で出向くようにしましょう。

ナンバープレートの変更方法をご紹介!

ナンバープレート変更登録

それでは、具体的にナンバープレートの変更方法をご紹介していきます。

まず、希望ナンバー又は図柄入りのナンバーにするか否かで、事前の準備が変わってきます。基本的にナンバープレートは、即日発行が可能なのですが、希望ナンバーや図柄入りナンバーの場合、事前の申込が必要です。希望ナンバーの場合、まずは「希望番号申込サービス」のWebサイトにアクセスをして申込を行いましょう。そして、希望する番号が「777」などのゾロ目や「1」や「8」など、人気の高い数字は、他の希望者も多いため抽選となります。一方、記念日や誕生日など希望者の少ないランダムな数字は、抽選をすることなく変更できます。

図柄入りナンバーの場合は、「図柄ナンバー申込サービス」のWebサイトにアクセスをして申込を行いましょう。その際、希望ナンバーにする場合は、「希望番号」の申込へ進み、今の番号を使用したまま図柄入りナンバーに変更する場合は、「交換」の申込へ進んで手続きをしてください。

希望ナンバー、図柄入りナンバーは、どちらも受注生産です。希望ナンバーの抽選は毎週月曜日となっており、当選後に入金を行い、ナンバープレートを製作します。図柄入りナンバーも入金確認後に製作をしますが、図柄が入っている分、普通のナンバープレートより製作に時間がかかります。入金をしに行くなどの手間を考えると、どちらの場合も2~3週間ほど時間がかかる可能性がありますので、時間に余裕を持った計画を立てましょう。ちなみに、図柄入りナンバーには字光式がありません。

用意する書類

ナンバープレートを変更するにあたり必要な書類は以下のとおりです。

変更方法

ナンバープレートを変更する5つの手順を詳しくご紹介します。

1.必要書類の準備・作成

運輸支局内で入手するもの、入手可能なものは、当日でも問題ありません。しかし住民票や自動車保管場所証明書など、事前に準備をしておかなければならない書類は、不備があると手続きできませんので、漏れのないように確認しましょう。

2.窓口に必要書類の提出・車検証交付

窓口にて、必要書類の提出を行います。提出した書類の確認をしてもらい、不備がなければ、新しい車検証が交付されるまで待機します。新しい車検証ができると、窓口まで呼ばれますので、交付を受けてください。その際、車検証に記載ミスなどがないか、必ず確認しましょう。

3.自動車税事務所にて申告

運輸支局に隣接する自動車税事務所にて、変更内容の書かれた自動車取得税申告書と車検証を提出します。これにより、住所の変更をした場合は、新しい住所に自動車税の通知書などが送られるようになります。

4.ナンバープレートの返納

旧ナンバープレートを取外します。ナンバープレートを取外すドライバーは、運輸支局にて用意されていますが、イタズラ防止のボルトなどに変更されている場合は、専用工具を忘れずに持って行きましょう。普通車の場合、後ろのナンバープレートには、封印がされていますので、そちらはこじ開けて、隠されているビスを外します。

5.新しいナンバープレートの交付・取付け・封印

ナンバープレートの交付窓口にて、新しいナンバープレートを購入します。その際、ナンバープレートと一緒に、取付け用ボルトと封印の台座を受け取り、外したときと逆の手順で、ナンバープレートを取付けていきます。
これで、ナンバープレートの変更は完了です。

まとめ

一連の変更作業は、ディーラーや販売店などで、代行して手続きをしてくれます。しかし、代行してもらう分、手数料が発生しますので割高になります。ナンバープレートの変更方法はご紹介したとおりですが、番号を変更するのか字光式や図柄入りに変更するのかで必要書類などが変わるので注意しましょう。もし個人間で車を購入した場合、ナンバープレートの変更と所有者の変更手続きを行わなければなりません。ナンバーの管理方法を理解し、しっかりと必要な変更手続きを行いましょう。