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廃車の方法、下取りに出すメリット・デメリット

廃車の方法、下取りに出すメリット・デメリット

目次

毎日車を使用する人は、使用頻度も高いことからコンスタントに車の買い替えを行っています。ディーラーで毎回新車を購入し乗り換える時に、以前乗っていた車はディーラーに下取りに出しているのではないでしょうか。

ディーラーとの付き合いもあるし、新車から値引きしてもらえるならとお任せるすることも多いと思いますが、実はディーラーへの下取りはデメリットもあるのです。
今回は、ディーラーに下取りに出す時のメリット・デメリットをご紹介します。

ディーラーに下取りに出すとはどういうこと?

ディーラーに下取りに出すとは、新車を購入する時の買い替えのタイミングで以前乗っていた車を下取りに出して、その新車購入時の購入金額から車の下取りの金額を値引きしてもらうということです。買取との違いは、現金が目に見えないところです。
下取りはあくまで次の車を購入する代金に充てるのみの為、車の買換え以外で下取りはありません。
車の廃車をした後、今後車に乗る機会がなくなるという方は下取りではなく、買取りになりますのでご注意ください。

ディーラーはどんな車でも下取りできる

ディーラーはどんな車でも下取りをすることが可能です。
廃車寸前まで乗っていた車を廃車して乗り換える時、ディーラーに下取りをお願いすると0円査定の返答がありました。その際、下取りは0円ですが廃車に必要な費用は頂きませんといわれる為、手続きなどの面倒がないならと引き渡してしまうことがほとんどです。
実は、ディーラーは廃車同然の車を0円で下取りしても、しっかりと利益を得ています。
中古車買取店のようにエンドユーザーに向けて車を販売するわけではないので、ディーラーにとっても廃車同然の車をそのまま再販はできません。
ただ、ディーラーは廃車専門の業者と提携していることが多く、下取りで廃車しかできない状態の車を引き取った場合は、ディーラーから廃車専門業者へ引き渡し売却することで利益を得ている為、ディーラーは下取り0円で引き取っても損をしないのです。

ディーラーに下取りに出す時のポイント

では、ディーラーに下取りに出す時のポイントをご紹介します。
乗っている車の車検切れのタイミングなどで、車の買い替えを考える方が多いと思います。
そして、新車を購入する数か月前になって、ディーラーに次の車の購入の相談と下取りの交渉を始めます。
もしも買い替えで車を手放すなら、この交渉のタイミングは納車まで2,3か月余裕があったほうが良いでしょう。
新車の購入で納車日が決まってから車の引き渡しを考えてしまうと、ディーラーからすれば手放すことが確定している車と知っています。その状態の車なら下取りの金額をつけなくても引き渡しと次の車の購入が決まっていると判断される為、下取りの値引きをあまりしてもらえなかったりと交渉に使えなくなってしまいます。
あくまで買い替えするかも?というタイミングで下取りの交渉を始め、新車の購入が決定した時に0円査定が出ないように交渉に持ち込むことが必要です。

ディーラーに下取りに出すメリット

では、ディーラーに下取りに出すメリットとはなんでしょうか。
ディーラーとの関係性が良くなるということ以外にももちろんメリットがあります。

購入と売却、手続きなどの面倒ごとを任せられる

ディーラーに下取りを出すと、新車の購入と前の車の売却、手続きなどを全て任せることができます。
特に廃車の手続きは、平日に運輸支局に出向いて手続きを行う必要があり、書類の準備やナンバープレートの取り外し作業など、平日休みをなかなか取れない方には大きなメリットとなります。

車と車の乗り換えをスムーズに行える

ディーラーに下取りに出すと、車と車の乗り換えをスムーズに行うことができます
廃車引取などを別の業者へ頼んだ場合、もしも新車の納車日が遅れてしまった時に引取日の融通が利かず、車がない状態になってしまい通勤の為にレンタカーを借りないといけなかった、などという場合があります。
ディーラーに依頼していると、代車を準備してもらえたり、引取日をずらしてもらうこともできる為、車のない期間がなく、他の費用をかけずに車の乗り換えができるのです。

ディーラーに新車購入時の交渉ができる

ディーラーに下取りに出す時に、新車購入の交渉がしやすくなります。
下取りをお願いするので、オプションをつけてとお願いしたり、発売したての人気の車種で値引きが難しい時に下取り金額で値引き交渉ができたりします。
今後も買い替えの時にお願いするかもと営業マンと親密度をあげておくことで、車の売買の交渉がしやすい環境になります。

ディーラーに下取りに出すデメリット

では、ディーラーに下取りに出すことにデメリットはあるのでしょうか。
残念ながらデメリットもあります。特に下取りに関しては買取と比較してデメリットをご紹介します。

下取りは車の状態によって査定0円になりやすい

下取りの場合、車の状態によっては査定0円、または廃車の費用がかかるといわれてしまう場合があります。不動車の場合は、廃車専門業者へ引き渡すことで利益を得ています。
不動車に関しても、下取りをして廃車業者へ渡すマージンのみが利益になることもある為、査定0円となることがあります。

下取りは目に見えない

下取りは目に見えない値引きです。ディーラーが予め決めている値引きのMAXが30万だとして、その中で下取り価格を言われてしまうこともある為、『値引きで頑張って-20万、下取りで-10万にさせて頂きます』と言われたら、下がったように感じるものの、実はディーラーの手の中では-30万のMAXでしかないということもあります。
この下取り価格をさらに上げたいなら、下取りも考えながら、買取業者へ査定も相見積をとって、ディーラーへ買取ではいくらついているのでもう少し下取り頑張れないか、と交渉することが必要になります。

廃車の方法 下取りに出すメリット・デメリットのまとめ

下取りに出すことによる、メリットとデメリットをご紹介しました。
買取金額など現金化をして、次の車の購入に充てるのも手ですが、手続きなどを任せることでできた時間を有効に使うことが、下取りに出す最大のメリットでもあります。
自身にあった、廃車の方法を選んでみてください。