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車の買取から入金までどれくらいかかる?早いほうがいい?

車の買取から入金までどれくらいかかる?早いほうがいい?

愛車を買い取りに出した後、いつ頃で代金が入金されるか気になる人は多いでしょう。代金支払いまでの期間にはある程度の目安があり、それを知っておくだけでも安心に繋がります。

今回は高額になりやすい車の売却代金がいつ頃入金されるのか、また入金までに気をつけなければならない点は何かについてご紹介します。

車の買取から入金までの日数は1週間以内が目安

車を買取業者に売却した場合、査定から陸運局(運輸支局)への手続きを経て、前オーナーに入金が行われます。買取の申し込みから入金までの間、どの程度の時間が必要になるのでしょうか。

入金まではおよそ1週間

ほとんどの業者は、買取の手続きを開始してから前オーナーに買取金額を入金するまで、数日の時間が必要です。買取の流れとしてまず、オーナーからの申し込みをもって、査定を実施。オーナーが金額に納得すれば契約し、名義変更のための手続きを行い、車本体の引き渡しが終わってからようやく代金が支払われます。

この間、手続きが順調に行けば最短2営業日程度、長くても5営業日程度の時間が掛かります。休日も含めれば、オーナーの申し込みからおよそ1週間程度で、オーナーの銀行口座へ車の買取代金が振り込まれます。

この支払いまでの時間は、買取価格が高ければ遅くなるということはありませんが、数万円程度の少額の場合には、即日から翌日に振り込まれることもあります。

入金を早めるコツ

入金のタイミングをなるべく早くして欲しいなら、買取業者の手続きを早める必要があります。売主側から出来ることは少ないですが、2つのポイントを抑えることで、入金までのスピードを早める事が期待できます。

1つ目は査定の速度アップです。査定の際、車が汚れている、内装が乱れているといった状態の場合、正しい査定金額の算出に時間がかかり、また査定金額が下げられる恐れがあります。なるべく洗車をして外見はきれいな状態に保ち、車の内部も清掃して汚れを落としておくことで、査定の速度アップが期待できるでしょう。

2つ目は適切な書類の提出です。買取に伴う名義変更には、数種類の書類が必要です。書類が足りない、内容に不備があるといった問題が起きる度に手続きは止まり、入金が延びることになります。内容に不備のない正確な書類を用意することで、手続きの時間を短縮することに繋がります。

早すぎるのも遅すぎるのも要注意

申し込みから入金まで一定の時間が必要ですが、買取業者によっては即日や翌日といった短期間での入金を売りにしています。しかし早すぎる入金速度の業者には一定のデメリットがあり、また入金タイミングが遅すぎる業者も危険性を持っています。

入金が早すぎると生じる問題

即日現金払いなど、支払いのスピードを売りにする業者の多くは買取価格が相場よりも安いという傾向があります。即日買取代金を支払わなければならない業者側からすると、多額の現金が即日会社から消えることになるため、経営上のリスクを負いやすくなります。

また買取価格が安ければ安いほど、中古車として販売したときの利益が大きくなるため、可能な限り安い買取価格を提示します。

即日現金払いの業者を利用したいオーナーは、一刻も早く車を現金化したい事情を抱えている場合があります。そのため他の業者と買取価格の比較をする時間的な余裕はなく、買取業者の言い値で売らなければなりません。

断りにくい事情があるオーナーと、できるだけ安く買いたい買取業者の事情が重なり、早い入金の業者ほど買取価格が安くなりやすいのです。

入金が遅すぎると生じる問題

入金タイミングが遅い業者には、買取手続きの処理能力に問題があり、手続きに必要以上の時間がかかってしまうケースがあります。手続きに不慣れな場合、多くの売却が重なってしまい手続きの処理スピードが追いつかない場合がありますが、残念ながら処理が終わるのを待つしかありません。

遅すぎるケースで大きな問題となるのが、業者の経営状態が悪く買取代金を支払えない場合です。現在売りに出している車の代金が入金されたら支払えるといった自転車操業の業者は、一歩間違えれば倒産や、知らぬ間に責任者が消えている夜逃げをされることもあります。

テレビなどにCMを出すような大きな企業なら比較的安心ですが、中小の業者に買取を依頼する場合には、口コミを確認するなどして安全か確かめておくのもよいでしょう。

入金までに減額されるって本当?

査定が終わり買取の手続きを進める中、業者側から買取金額の減額を持ち出されることがあります。どんな状況のとき、どんな理由で減額が発生するのでしょうか。

再査定で減額される場合あり

買取のための査定時は、短い時間で重要なポイントを確認して買取価格を算出します。実際に車を動かして細かい動作チェックを行うわけではないため、査定員によるチェックでは気がつかないトラブルを抱えている場合もあります。

業者は車を引き取った後、走行に問題は無いか、何らかの不正がないかなど、再度査定を行います。その際に新たな瑕疵が見つかり、それが査定金額に影響するような内容である場合には、買取価格が減額されることがあります。

悪質業者はわざと高値を提示

オーナー自身も気がつかず、査定時にも判明しない問題が見つかることは、ある程度仕方ないことと言えるでしょう。しかし業者の中にはその問題を逆手に取り、不当な減額を持ちかける悪質な業者も存在します。

買取の際には、他の業者よりも高い買取価格を提示して契約までさせますが、その後車を引き取った後になんだかんだと理由をつけ、大幅な減額を持ちかけるというケースがあります。

すでに初回の査定結果から算出した買取金額で契約を交わしており、査定のプロである買取業者側から売主に瑕疵担保責任を求めることはできないとされていますが、実際に請求されてしまった場合や、入金された金額が減額後の金額だった場合には、個人では対応しきれないこともあるでしょう。

急いで入金して欲しい事情がある場合でも、できるだけ事前に業者の評判を調べることで、このようなトラブルは回避しやすくなります。また、もし減額に関するトラブルに見舞われてしまった場合には、消費者トラブルに詳しい消費生活センターに相談し、対応のアドバイスを受けるとよいでしょう。

JADRI/JPUC加盟業者を探そう

中古車買取業者には、一定のルール作りを目指す2つの業界団体が存在します。

・一般社団法人 日本自動車購入協会(JPUC)

・一般社団法人 日本自動車流通研究所(JADRI)

どちらの団体も中古車流通に関するルールの制定を進めつつ、安全な中古車流通を市場に提供できるよう、各業者に対し啓発を行っています。

両団体とも中古車買取の際の査定についてもルールを設けており、原則として再査定は禁止しています。そのルールにより、この両団体のどちらかに加盟している買取業者なら、契約後の買取価格減額を持ちかけてくるようなことはないでしょう。

まとめ

車を売却した際の代金は、業者によってばらつきはありますが、一般的にはおよそ1週間程度で振り込まれます。少しでも入金を早めたいのなら、査定が早く済むように車の内装・外装の清掃や、名義変更手続きがスムーズに済むように書類を仕上げておくのがよいでしょう。

一部の業者は即日支払いを売りにするほど、買取の手続きを早く行う業者もありますが、短時間で手続きを行うため買取価格は相場よりも安くなりがちです。反対に入金までの時間が非常に長い業者もいますが、倒産や夜逃げの危険性を持っている場合もありますので注意が必要です。

車の買取業者には、後から意図的に査定金額を変更するようなトラブルを起こす悪質な業者も存在します。安心してスムーズな取引が出来るよう、真摯な取引を目指す業界団体に加入している買取業者に依頼するのがよいでしょう。

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