長野県の廃車手続きを行う運輸支局・自動車検査登録事務所
長野県にある運輸支局は、長野市の長野運輸支局と松本市にある松本自動車検査登録事務所の2つです。
長野県で廃車手続きを行う場合には、長野ナンバーの方は長野運輸支局で、松本・諏訪ナンバーの方は松本自動車検査登録事務所で手続きを行う必要があります。長野県内の廃車業者が廃車手続きを行う場合も同じですので、長野運輸支局もしくは松本自動車検査登録事務所から出来るだけ近くにある廃車業者に依頼をした方が良いでしょう。
そうすることで、レッカーなどの運送費用や廃車手続き代行費用など廃車手続きにかかる手数料を少しでも抑えることができる可能性も考えられます。
長野県の車両登録ごとの管轄の運輸支局
長野運輸支局:長野ナンバー
松本自動車検査登録事務所:松本ナンバー、諏訪ナンバー
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長野県で廃車する車の特徴
長野県は登山やスキーなどの観光が盛んとなっており、日本最大規模の八方屋根スキー場があります。
長野オリンピックの会場ともなった長野県は豪雪地帯、特別豪雪地帯ともされています。長野県内でもとくに積雪が多い地域では、SUVやターボ付きタイプの需要が高い傾向があるようです。
SUVやターボ付きタイプで人気の車種
中古車市場や廃車市場において人気の高い車種は必然的に、買取価格が付きやすくなります。長野県の中古車買取市場をみてみると、SUVやターボ付きタイプの流通数が多く見られます。
なかでも、SUVタイプではトヨタのハリアーやマツダCX-5など、ターボ付きタイプではホンダのN-BOXやスズキのワゴンRなどの軽自動車の人気が高くなっているようです。SUVタイプやターボ付きタイプは、中古車買取市場でもとくに買取価格が付きやすい車種として安定しています。
長野県の廃車業者が車を高く買い取れる理由
長野県にある廃車買取業者がクルマを高く買い取ることが出来る理由は主に2つあげられます。
廃車買取業者にとって買取査定額を付ける基準は、クルマの車種や状態はもちろん、そのクルマをどのようにリサイクルすることが可能でどのような販路があるかどうかのほか、そのクルマにかかる手間やコストによっても大きく左右します。
リサイクルパーツやリビルトパーツとして
リサイクルパーツとは、使用済自動車から取り外したまだまだ使用できるパーツのことです。
リビルトパーツとは、使用済自動車から取り外したパーツや修理の際に発生した交換パーツ等をベースに摩耗・劣化したパーツを新品パーツと交換し、再利用可能な状態までに点検・整備が行われているパーツのことです。基本的にリサイクルパーツは中古部品、リビルトパーツは再生部品のことを指します。
廃車業者は、引取りをしたクルマからリサイクル・リビルトパーツを生み出すことで利益へと変えているのです。
塩尻市の中古車オートオークション会場
長野県には、塩尻市に中古車オートオークション会場があります。
塩尻市の中古車オートオークション会場には、長野県内だけではなく長野県外のクルマの販売業者も仕入れのために訪れます。長野県の廃車買取業者は、中古車オートオークションを利用することで引取りした使用済自動車のリサイクル先を広げているのです。
塩尻市近郊で中古車オートオークションを利用している廃車業者であれば、クルマの運送費用などの余計な手間や時間がかかりにくいために、その分を高価買取へと還元している業者もあるようです。
このようなことから、中古車オートオークションの利用の有無により、買取査定額は大きく変わってくることが予想されます。
長野県の廃車業者の賢い選び方とは
初めて廃車をする方は廃車業者を選ぶ時に、その廃車業者次第で廃車に手数料がかかり、損をしてしまう可能性があることをご存知ないかもしれません。
お手軽に面倒な手続きを任せることが出来る業者をと選んでみたら、思った以上に廃車手数料がかかってしまい驚いたという方もいらっしゃるでしょう。
こちらでは、廃車業者を賢く選んで、廃車の費用をかけず、さらにお得に廃車するために、賢い廃車業者選びのポイントを二つご紹介します。
廃車の工程を一貫で出来る業者を選ぶ
廃車には、車本体の引取りと廃車の解体処理、そして廃車の書類手続きといった3つの工程が必須となっています。
廃車を完了するまでに必要な工程にかかる費用は、実は廃車業者次第で異なります。この場合、廃車の引取りと廃車の解体、廃車手続き代行まですべて自社で一貫して行うことが出来る廃車業者なら、廃車を他社に外注することで発生することがないため廃車費用を抑えることが出来るのです。
もしもディーラーへ廃車の下取りを依頼した場合、廃車する車には中古車としての価値がなければ下取りはつかず、廃車引取り、廃車解体、廃車手続きはすべて外部発注になる可能性もあるため、廃車を依頼するユーザーに負担となる可能性が高いのです。
廃車専門の業者であれば、すべての工程を自社で一貫して行うことが出来る設備や輸送用のトラック、廃車手続きの専門部署を設けている業者もいます。まずは廃車専門の業者に見積もりを聞いてみることをおすすめします。
廃車することで受け取れる還付も忘れずに
廃車業者選びのポイントの二つ目は、廃車すると発生する還付金を廃車業者から受け取ることが出来るかどうかです。
車検が残っている車で、乗る機会が無くなってしまい廃車をすることにした場合、4月から3月までの年度内の廃車なら2月末までに廃車手続きを完了していれば普通自動車のみですが、自動車税の還付があります。
また、車検が残っている車は強制保険で必ず加入している自賠責保険の返戻金や、車検を通す前に支払っている重量税は車検途中で廃車すると還付を受け取ることが出来ます。
廃車業者の中には、この還付を買取金額に含めて提示するところもありますが、何も伝えずに車検が残っている車なのに下取りや、買取査定の金額が少なかったりつかないという業者もあるのです。廃車業者に見積もりを聞くなら、必ず還付について問い合わせるようにしましょう。