車に関する手続きを行う際には、車検証の提示を求められることが多いです。

車検証はダッシュボードの中などに保管している人が多いですが、普段出したり見たりする機会は少ないでしょう。そのため、車検証を紛失してしまう人もいます。車検証が必要なときに、探してみても見つからず、紛失に気づく人もいるかもしれません。

ここでは車検証をなくしてしまったときの対処法について詳しく説明していきます。

車検証を紛失した場合は再発行ができる

車検証は車を持っている人にとってかなり大事な書類です。

そのため、万が一紛失してしまっても再発行ができるようになっています。

車検証車検に通ると交付される

車検証は車検を受けた車が、無事に通ったときに発行される書類です。

車両番号や所有者の氏名、車検を受けた年月日などが記載されています。車検証があることで、その車が車検に通っている車だということが証明できるのです。

車にとっての車検証は、人にとっての運転免許証と同じと捉えて良いでしょう。

運転免許証があることで、その人が運転免許を持っていることを証明できます。

そのため、車検証をなくしてしまうと、その車が車検に通っている車だと正式に証明することができません。車に関する手続きなどを、行うときにも困ってしまうでしょう。

また、自分の車に関する詳細な情報を確認したいときなども車検証を見ることがあります。

自分の車のことはよく分かっているつもりでも、登録年月日などを正確に記憶している人は少ないでしょう。排気量なども、だいたいは把握していても、正確には車検証を見てみないと分からないという人も多いです。

そのため、車検証の提出を求められることがなくても、車検証がないと困ることがあります。

車検証には携行義務がある

車を運転するときには車検証を携行しておかなければなりません。

車を運転する人は、運転時に運転免許証を携行する義務がありますが、それと同じように車検証にも携行義務があります。運転免許証の携行義務は広く知られていますが、車検証も同様に義務であるため注意が必要です。

もし、車検証を携行していないことが発覚すると、道路運送車両法第66条により罰則の対象になってしまいます。自宅に保管している人もいるかもしれませんが、車のダッシュボードなどに保管しておくのが無難です。

また、車検証をなくしてしまった場合には、所定の手続きを行うことで再発行してもらえます。なくしたまま再発行手続きを行わないでいると、そのうち不携行が発覚してしまう可能性があるでしょう。

車検証の再発行に必要な書類や手順

車検証の再発行手続きの具体的な手順について、見ていきましょう。

普通車の場合

普通車の車検証の再発行手続きを行う際には、その車のナンバープレートを管轄する陸運支局で行います。本人が行うなら、必要なものは身分証明書と認印です。

身分証明書は運転免許証や健康保険証で大丈夫ですが、大半の人は運転免許証を使用します。また、車検証は紛失してしまったときだけでなく、汚してしまったときなどにも再発行可能です。その場合には、汚れてしまった車検証も持参しましょう。

陸運支局の窓口で申請書の交付を受けて記載し、身分証明書を提示して申請書を提出すると手続き完了です。申請書には再発行を受ける理由を記載する欄が設けられています。なくしてしまって再発行するのであれば、紛失したということを書いて問題ありません。

提出書類や記載内容に問題がなければ30分程度待つと、新しい車検証が交付されます。また、費用は用紙代が100円と再発行手数料が300円です。

車の所有者本人が再発行手続きを行うのではなく、家族などが代わりに行うこともできます。その際には身分証明書と本人の委任状、理由書が必要です。

理由書には車検証を返納できない理由を記載します。また、委任状と理由書には本人の認印を押しておかなければなりません。

本人や家族のほかに、ディーラーや中古車販売店などに依頼して車検証の再発行手続きを行うこともできます。その際には、委任状と理由書を準備しておけば大丈夫です。

もしも、そのような状況になった際は専門業者に相談してみるのも良いでしょう。

そして、家族が手続きを行うときと同様に、本人の認印を押しておきましょう。陸運支局に支払う用紙代と手数料のほかに、代行料が3,000円から5,000円程度かかります。

軽自動車の場合

軽自動車の車検証を再発行してもらう際には、軽自動車検査協会に足を運んで手続きを行わなければなりません。用意しておく物は身分証明書と認印です。

申請書は普通車とは異なり、OCR軽第3号様式という用紙を使用します。

この用紙自体は、軽自動車検査協会の窓口で交付してもらえるので持参する必要はありません。その場で記載して提出します。

普通車の場合と同様に、理由を記載する欄が設けられているので、紛失した旨を記載しましょう。

また、軽自動車の場合も家族などが代理人になって再発行手続きを行えます。OCR軽第3号様式の用紙には代理人の氏名を記載する欄があるので、家族が本人に代わって手続きを行う際には、そこも記載しましょう。

車検証の再発行手続きは速やかに!

車検証がないことに気づいたら、先延ばしにせず早めに再発行手続きを済ませておくのが望ましいです。

車検証がない状態で運転するとどうなるのか

車検証が手元になくても特段困ることがなければ、つい再発行手続きを先延ばしにしてしまうかもしれません。しかし、車検証を携行せずに公道を走行するのは違法です。

車検証を携行しているかどうかをチェックされた経験がないという人も多いでしょう。

検問などが行われている場合でも、免許証はチェックされますが、車検証は通常チェックされません。そのため、車検証がなくても大丈夫だと思ってしまう人も多いです。

しかし、交通事故などに遭ってしまうと、警察官が来て車の状態などを詳しく見られます。その際に車検証の確認されてしまうことも多いです。もし車検証をなくして再発行しないままでいた場合には、そのことがばれてしまうでしょう。

車検証の再発行手続きを行える時間帯は限られている

車検証の再発行手続きはいつでも行えるわけではありません。

陸運支局では平日しか窓口が開いていないため、平日に時間を作って手続きを行う必要があります。受付時間も午前中は9時から12時まで、午後は13時から16時までと短めです。

午前と午後でそれぞれ3時間、合計6時間しかありません。平日に時間が取れそうなときには、早めに済ませておくのが望ましいです。

廃車にするときにも車検証が必要

現在乗っている車が古くなってきたり飽きてきたりして買い替えを検討している人もいるでしょう。その際にはまず中古車として売却できないかどうか検討してみて、難しそうであれば廃車にすることになります。

迷っているのであれば、専門業者に相談してみてはいかがでしょうか。

廃車にする車なら車検証がなくても良いと思ってしまう人もいるかもしれません。

しかし、廃車の手続きをする際に提出する書類の中には車検証が含まれています。

そのため、車検証がないと廃車の手続きは行なえません。廃車手続きをする前に、車検証の再発行手続きを済ませておく必要があります。

また、車の買い替えで廃車にするのであれば、廃車買取業者を利用してみてはいかがでしょうか。廃車手続きをするのにはお金がかかりますが、廃車買取業者に売却すれば、お金はかからず逆に売却代金をもらえます。

業者によっては、車検証をなくしている場合には車検証の再発行手続きを代行してくれるので、平日に時間を作る必要もありません。

まとめ

車検証は普段から意識して見る機会は、あまりありませんがかなり重要な書類です。

公道を車で走行するときには携行義務があります。なくしてしまわないように、大切に保管しておきましょう。

ダッシュボードの中に入れておくと携行し忘れることもないため安心です。

また、現在乗っている車を廃車にするのであれば、こちらの廃車買取業者ランキングページを参考にしてみてください。