フィリピンの輸出台数・人気車種
フィリピンへ輸出された日本の中古車輸出台数、フィリピンの人気車種ランキングをご紹介します。国によって気候や文化、輸出・輸入制限が異なるため、フィリピンならではの需要の高い車や、人気車種ランキングとなっています。
フィリピンの人気車種ランキング
フィリピンの中古車輸出台数ランキング
10位フィリピン 中古車輸出台数ランキング
フィリピンの中古車輸出台数
フィリピンの中古車輸出台数グラフ
フィリピンの中古車輸出台数まとめ
合計 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
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2023年 | 35,282 | 2,379 | 2,387 | 2,908 | 2,894 | 2,447 | 3,363 | 3,239 | 2,911 | 3,230 | 3,168 | 3,263 | 3,093 |
2022年 | 37,414 | 2,407 | 2,714 | 3,507 | 3,419 | 3,125 | 3,285 | 4,197 | 3,634 | 2,775 | 2,694 | 2,927 | 2,730 |
2021年 | 39,669 | 2,298 | 2,829 | 3,901 | 3,939 | 3,080 | 3,416 | 3,964 | 3,721 | 3,224 | 3,337 | 3,510 | 2,450 |
(単位:台)
フィリピンの中古車輸出タイプ別比率
2023年
2022年
2021年
参照元:普通貿易統計 https://www.e-stat.go.jp/
フィリピンの中古車市場
フィリピンは日本からの中古車輸出台数が2023年11位と、日本の中古車市場の主要な取引の国のひとつです。その中でも、トラックのみの輸出台数で見るとフィリピンは1位となっており、「いすゞ」「三菱ふそう」「日野」などのメーカーのトラックが人気で需要があります。フィリピンでトラックが需要のある理由としては大きく3つあり、1つめは、フィリピンの経済は農業が中心となっていて、農産物の輸送にトラックが不可欠であることです。2つめは地理的条件です。フィリピンは海に囲まれた多島国であるため、都市間の移動や物資の移動にトラックが効率的に大量の荷物を運ぶ手段として有用なためです。3つめは経済的コストパフォーマンスが良いためです。トラックは購入コストや維持費が比較的安く、中古車市場が活発なフィリピンでは個人・中小企業問わず手が届きやすい選択肢となっています。フィリピンは日本と違い左ハンドル、道路は右側通行で、右ハンドル車の輸入は原則禁止となっています。しかし、特殊な方法で日本車が輸入することができ、また日本の右ハンドルの中古車を一旦フィリピンに入れ、左ハンドルに改造してから近隣の国へ再輸出する中継地の役割も果たしています。フィリピンでの日本車の人気メーカーシェアは、トヨタが約半数と圧倒的な信頼と人気を誇っています。フィリピンの中古車市場は経済成長と消費者ニーズの多様化が進んでおり、今後も益々拡大が続くと予想される市場です。