滋賀県について
日本の近畿地方に位置する滋賀県。人口は約141万人です。滋賀県は琵琶湖や伊吹山、彦根城など、魅力が溢れる観光スポットや散策スポットが充実しています。
また、「近江牛」「丁稚羊羹」「親子丼」や「バウムクーヘン」、「みたらし団子」などの美味しい食べ物も盛りだくさんの街です。
滋賀県の車普及率
全国の車の普及率は86.2パーセント。いっぽうで滋賀県の車の普及率は93.9パーセントです。1世帯につき、1台に近い車が普及していることがわかります。
なお、近隣の都道府県については、京都府が81.6パーセント、大阪府が73.4パーセント、兵庫県が80.3パーセント、奈良県が90.3パーセントであり、滋賀県は周辺の都道府県と比較すると車の普及率が大変高いことがわかるでしょう。
滋賀県では車を保有する世帯が多く、車社会ともよばれています。
滋賀県で車を持つ人が多い理由
滋賀県で車を持つ人が多い理由は、公共交通機関があまり発達していないためでしょう。
JR東海道本線やJR北陸本線、JR湖西線、JR草津線、近江鉄道、信楽高原鐵道、京阪電気鉄道が乗り入れているものの、駅の数が少ないことが現状。そのため駅から1キロメートル以内の徒歩圏内に住んでいる人は、人口の4割を下回っています。
また、電車は風や雪の影響で遅延してしまうことも多く、通勤や通学のときには不便を感じるといった声も目立ちます。それからバスも通っているものの、利用者が少ないため衰退してしまっていることが現状です。
一方で高速道路や道路が充実しているので、それに伴い車を持つ人の数が増加しています。
滋賀県は高等学校の卒業と同時に免許を取得する人が多く、車の保有が必須ともいわれている街です。