ハスラーは初代の発売からまだ年月が経っていないこともあり、中古市場での値崩れの少ない優秀なモデルです。愛らしいデザインからファミリー層や女性層からのニーズもあり、市場価格は安定していると考えられます。
ハスラーは、NAエンジン搭載モデルとターボエンジン搭載モデルがありますが、エンジンの種類よりもグレード(装備の豪華さ)のほうが買取価格に影響します。ベースグレードの「A」などは簡素な装備だけなので、他グレードよりも査定価格が低くなってしまうでしょう。
カラーは、スタンダードなホワイト・ブラックのほか、イエローやレッドなど彩度の高い色も人気です。女性や若年層からの支持が厚いことが理由で、国産車としてはとても珍しい傾向にあります。
ハスラーは、軽自動車でおなじみのスズキが販売している、クロスオーバーSUV (CUV) タイプの軽自動車です。軽トールワゴンとSUVを融合させたデザインから幅広い層から支持を集め、2014年の発売から一躍人気車となりました。本格クロスカントリー4WDであるジムニーとの棲み分けもできており、ハスラーはアウトドアやスポーツといったレジャーを好むカジュアルなユーザーに好まれています。 そんなハスラーを高く買い取ってもらうには、どこに買取に出したらいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 ここでは、ハスラーを買取してくれる場所を4つご紹介します。
メーカーディーラーでは、新しく車を購入する際にこれまで乗っていた車を「下取り」と して引き取ってくれます。下取りした代金は、新しく購入する車の代金から値引きされるでしょう。
スズキの正規ディーラーである「スズキ店」「スズキアリーナ店」はもちろん、「副代理店」または「業販店」として提携しているサブディーラー(小規模な中古車屋や自動車整備工場)、トヨタや日産などの国産メーカーディーラーでもハスラーを下取りしてくれます。
中古車の買取を専門に行っているお店でも、ハスラーの買取が可能です。全国にチェーン 店を展開している大企業から、個人で経営しているお店まで様々なお店があります。 市場相場や国内外の需要などを反映して査定を行うため、メーカーディーラーの下取りよりも高い価格で買取してもらえる可能性があるでしょう。
特に、「軽自動車専門店」「クロカン(クロスカントリー)専門店」「SUV専門店」などはハスラーの買取に力を入れていることが多いです。
積極的に買取を実施している店舗は少ないですが、自動車整備工場やガソリンスタンドな どでもハスラーの買取を行っているお店があります。 「車買取します」などの看板を出している店舗もありますので、どの買取業者に査定してもらっても値段がつかない場合などに査定してもらうといいでしょう。
ヤフーオークションやメルカリなどを利用して、個人間でハスラーを売買することもできます。中古車買取専門店などの中間業者を挟まないので、場合によっては下取りや買取に出すよりも高値で買い取ってもらうことが可能です。
しかし、出品作業や名義変更、契約書類の作成など、さまざまな手続きを自分で行わなければなりません。万が一、落札者との間でトラブルが生じた場合も、全て自分で対処しなければならないので、リスクが高い方法ともいえるでしょう。
ハスラーを高く買取してもらう方法を5つご紹介しますので、参考にしてみてください。
ハスラーに限らず、車はモデルチェンジを境に先代モデルの市場相場が下がる傾向があります。ハスラーは旧モデルでも価格が落ちにくい車種ではありますが、買取に出すタイミングは、モデルチェンジをする前の方がいいでしょう。
できるだけ走行距離が少ない車の方が、買取価格が高くなります。なぜなら、走行距離は車の状態を判断する上で重要な目安になるからです。 しかし、走行距離が長くても定期的にメンテナンスを行っていて状態の良い車は、買取価格が高くなる可能性があります。
ハスラーを愛用しているユーザーは、ディーラーに車検などのメンテンスを全部まかせる人も多く、カスタマイズせずノーマル状態で乗っている人も多いでしょう。したがって、カスタマイズされた車よりも、純正のパーツが取り付けられているノーマル状態の車を高く評価する傾向があります。
ハスラーをカスタマイズした場合は、純正パーツに戻してから査定に出した方が、高い価格で買取してもらえるでしょう。
細かいキズなども買取価格が下がってしまう要因になります。簡単に直せる程度のキズであれば修理しておくといいでしょう。
また、外観や内装を綺麗にしておくと買取価格が上がりますので、簡単でもいいので洗車と車内清掃をしてから査定してもらうといいでしょう。
買取価格は、市場相場だけでなく買取業者の販売ルートによっても金額が変わります。 例えば、海外に販路を持っている業者の場合、国内で需要がなくなってしまったモデルやグ レードであっても高値で買い取ってもらえる場合があります。 店舗によって買取価格が異なる場合がありますので、必ず複数の買取業者に査定してもらうようにしましょう。
現在は、複数の買取業者に一括で査定を申し込めるサービスなどもありますので、ぜひ利用してみてください。
ハスラーは新車に限らず中古車であっても日本国内でとても人気の高い車です。需要が高いため、中古車市場での買取相場は安定しているといえます。ハスラーは年式や型式によって買取相場が大きく変わってきますが、こちらではハスラーのグレードを一部ご紹介いたします。
平成26年~平成31年まで製造されていた初代ハスラーのなかでもハスラー Gは、中間グレード設定となっており、人気と需要はとても高くなっています。ハスラーのGグレードには、キーレスプッシュスタートシステム、ボディーカラーに合わせたシートパイピングに加え、S-エネチャージ搭載されていてデザイン性や走行性、積載性などさまざまな面で高評価を受けています。ハスラーは全体的に見ても買取相場の傾向は良く、高年式の上級グレードとなると買取価格が十分に期待できますが、ハスラーのなかでもハスラーGを含めるGグレードは、XターボやJスタイルの次に人気が高く買取相場も安定しているようです。初代ハスラー はまだ年式が新しいものになりますので、クルマの状態やとくに走行距離が査定で重視されます。
平成26年~平成31年まで製造されていた初代ハスラーのなかでもハスラーJスタイルは、ベーシックなAグレード・中間のGグレードに比べて最も装備が充実してるグレードで、Gグレードの装備に加えてディスチャージヘッドランプやLEDポジションランプ、LEDフロントフォグランプ、自動でヘッドライトを点灯するオートライトシステムが装備されています。ハスラーのJグレードはハスラーのほかのグレードとは明確な差をつけたクルマとなっています。ハスラーJスタイルは、ハスラーのなかで唯一全方位モニターのオプションが付けれるグレードとなっており。この全方位モニターのオプションが付いているハスラーJスタイルであれば、さらに買取査定額が期待できるでしょう。
平成27年~現在(令和2年)も製造されている2代目ハスラーのなかでもハスラー Xターボは、最上級グレードとなっておりとても人気と価値の高いクルマとなっています。装備が充実しているハスラーXターボは、乗り心地のよさとエンジンの余裕感だけではなく、高級感、安全性、快適性すべてが優れていることなどからも、軽自動車の枠を越えた印象がとても大きいです。まさしく軽自動車業界の先端であり革命的なクルマともいえるでしょう。ハスラーに限らず中古車市場では、ターボエンジンタイプのクルマの需要が多く、たとえ同じ車種であってもガソリンタイプの車とターボエンジンタイプのクルマでは、数万円どころか10万円近くの査定額の差がでる場合もあります。ハスラーXターボの売却先をお探しの方は、ターボ車の需要がとくに多い海外へ輸出販売ルートも持っている車買取業者に査定依頼をされることをおすすめいたします。
平成27年~現在(令和2年)も製造されている2代目ハスラーのなかでもハスラー ハイブリッド Gは、ハスラーのハイブリット車のなかではベーシックなグレードとなっています。近年ハイブリットは燃費の良さから注目を集めていて、ハイブリット車も珍しくなくなってきています。日本国内では特にハイブリット車の需要が広がってきているのではないでしょうか。2代目ハスラーハイブリッド Gの売却先をお探しの場合は、複数の車買取業者に査定依頼をして相見積もりを取ることをおすすめいたします。
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