フィットの買取査定相場とは?グレードや年式別に詳しく解説
ホンダのフィットは若者にも人気のRSグレードなど、高値で取引されている車種です。新車に買い替えを考えているのであれば、ぜひこちらの売却を考えてみてはどうでしょうか。なお、買取を行うためには相場の確認は必要です。
今回は高価買取を狙う人のためにグレードや年式別にフィットの買取査定相場を解説していきます。新車への買い替え費用を抑えるためにも、しっかりと理解していきましょう。
フィットのグレード別買取査定相場
新車に買い替えるための費用を、現在所有しているフィットを高く売却して作ろうとするなら、やっておくべきことがあります。それはフィットの買取査定相場を把握しておくことです。
ここでは、3つのグレード別に分け、それぞれの買取査定相場を解説していきます。どのような傾向がそれぞれにあり、いくらぐらいの相場なのかを把握しておきましょう。
RSグレードの場合
このRSグレードはエアロパーツが付いていたり、駆動方式がMTのものもあるなど、スポーツカー好きの若者をターゲットにしているグレードです。実際にこちらは若者に人気があり、その買取価格は少し前に発売された2015年式のものでも25万円と高値です。
また、2018年のRSグレードであると、走行距離が4万kmを超えていても100万円を超える車体もあり、45万円~105万円が相場価格になっているため、その人気の高さがうかがえる結果になっています。したがって、こちらのRSグレードは高価買取が期待できるグレードであるといえます。
グレード13G・Fの場合
2017年式のこちらのグレードは走行距離が3万kmの場合では、およそ45万円ほどが買取相場になります。新車価格と比較していくと半値を少し切るくらいの価値となっているようです。
また、走行距離が5万kmの場合では、およそ28万円ほどが買取相場になっています。まだまだ走行距離に関わらず需要があるとみてよいでしょう。
ただし、こちらのグレードは2020年にモデルチェンジがあったため、旧モデルとなっているため、できるだけ早急に売ってしまったほうが損をしないかもしれません。
15XLの場合
こちらのグレードは駆動形式が2WDと4WDのものがあります。それぞれの買取相場を解説していくと2WDでは約45万円、4WDでは約60万円が買取相場でした。新車価格としては2WDが172.8万円、4WDが192.3万円と20万円ほど高くなっており、人気もあるのか残価率では4WDの方に軍配が上がりました。
フィットの年代別買取査定相場
フィットの買取査定相場にはグレードも関係してきますが、年式もまた大事なポイントです。そのため、所有しているフィットの年式によって、どれくらい相場が違ってくるのかも理解しておく必要があります。モデルチェンジがあるたびに相場には変動があります。
こちらでは、過去にあったフィットのモデルチェンジに合わせておこった相場変動について、3つの年式に分けて詳しく解説していきます。相場をしっかりと確認して、新車の購入資金を準備できるようにしましょう。
初代モデルの場合
初代モデルのフィットは2001~2007年にかけて販売されました。最高期のものでも10数年前とあって、残念ながらこちらは買取額がかなり安くなってしまうようです。
こちらの具体的な買取相場としては平均で10万円以下です。そのため、運よく高値での買取ができたとしても10万円行くことは難しいと考えられます。また、最も年式が古い2001年の車体は値が付くこともありますが、付いたとしても数千円からとなることも十分あり得るようです。
2代目モデルの場合
こちらのモデルは2007~2013年まで発売されました。全体的な傾向としては年式が古いものでは安値での買取となってしまいますが、新しいものでは高値での買取も期待できます。
こちらの具体的な買取相場としては平均で18万円ほど。詳しく話していくと年式が新しいもので、人気グレードであれば20~30万円台での買取も稀にあり得えますが、年式が古く状態が悪い場合には数万円にしかなりません。
したがって、年式が比較的新しいもので人気グレードであったり、状態がよいのであれば新車購入の頭金になるでしょう。
3代目モデルの場合
こちらは2013年から発売されている3代目モデルです。2019年まで販売されていましたので販売終了前の年式が新しい車体なら買取額は高めで評価されやすくなっており、安くても頭金にはなるレベルになっています。
こちらの具体的な買取相場としては平均で82.9万円ぐらいです。高いものでは120万円台で買い取られたり、安いものでも20万円台で買い取ってくれます。したがって、こちらであれば新車買取のための資金を十分に作ることができるでしょう。
フィットを高く売却するコツ
新車購入のための資金を所有するフィットの売却でつくろうとするなら、2つのコツを押さえることでそれが実現可能です。以下で解説していくコツは、時期的なものやタイミングを誤らなければ高価買取につながっていきます。新車の購入資金を作るためにも、内容を理解して売却活動に役立ててください。
モデルチェンジ前後の売却価格差に気を付ける
車というものは新しいモデルが発売されて以降はマイナーチェンジを繰り返していき、またフルモデルチェンジを行うという流れをたどっていきます。フィットで解説していくと、例えば3代目モデルは2020年に販売が終了し、4代目にフルモデルチェンジを行いました。
その後もマイナーチェンジを行い現在まできています。これが何に関係するのかといえば、フルモデルチェンジ後には既存のものは買取価格が安くなってしまうことがあるということです。
もちろん比較的新しいものではあまり影響を受けないこともありますが、所有しているフィットが微妙な年式であれば今すぐ売却したほうがよいでしょう。なぜなら、2019年にフィットがフルモデルチェンジを行うという話があるからです。
走行距離が10万kmを超える前に売却する
走行距離が10万kmを超えてしまうと、過走行車とみなされてしまいマイナス査定になってしまいます。これは車の部品が走行距離10万kmを目安に設計されているためです。
そのため、10万kmを超えている車はいつ故障してもおかしくないもの、つまり過走行車と認識され査定時にはマイナスとなってしまうのです。したがって、走行距離が10万kmを超えてしまいそうなら、すぐに売却したほうがよいでしょう。
フィットの買取を依頼する時の注意点
フィットの買取を依頼する際には注意すべきことが以下の2つあります。これらを踏まえて買取を行わなければ高価買取は望めないため、必ず押さえておきましょう。新車購入のための資金をできるだけ得るためにも、内容をしっかりと理解してください。
ディーラーへの下取りでは高く売れない
ディーラーと買取業者ではメインとしている仕事が異なっています。前者は新車を売るのが仕事であり、後者は中古車を売買するのが仕事です。
そのため、ディーラーでの下取りはあくまでも新車購入のためのサービスの一環であるため、高く下取りしてくれる可能性が低いです。したがって、できるだけ高くフィットを買い取ってほしいのであれば、専門的な業者である買取業者を利用しましょう。
内装やシートの汚れに気を付ける
買取査定では車の状態も査定のポイントになります。そのため、内装やシートの汚れをそのままにして買取に出すと、評価が下がってしまいます。
では、どうすればよいのかといえば、汚れがあれば査定前に掃除をしてきれいにしておきましょう。そうすればマイナス評価を受けにくくなります。少し手間ではあるかもしれませんが、少しでも高値で買い取ってもらうためにも、事前にきれいに掃除をしておきましょう。
フィットを高く買い取ってくれる業者は
フィットを高く買い取ってほしいのであれば、適切な業者に依頼する必要があります。以下ではどのような業者に依頼すればよいのかを解説していきます。お得に新車に買い替えるためにも、業者選びのポイントをしっかりと理解しておきましょう。
輸出の販路を持っている業者
フィットのような日本車の場合には、海外への販売ルートを持った業者を選ぶことが正しい選択です。実は日本車は海外で人気があるため、そのような販売網を持つ業者にお願いすれば、国内のみで売買を行っている業者よりも高値で売れる可能性があります。
そのため、輸出の販路を持っている業者をリサーチして、買取業者を選定していきましょう。
フィットの買取ならチョージンへ
買取をどこに依頼すればよいかわからないときには、「チョージン」へおまかせください。チョージンは海外輸出販売の直売ルートをもつ業者と直接提携をおこなっています。
また、日本全国買取対応を行っていますので、お車の置いてある場所がお住まいの地域とは違う場所であっても買取対応が可能です。レッカー代や書類の代行も無料で対応しておりますので、フィットの売却先に悩んだときには、チョージンまでお気軽にお問い合わせください。
フィットの高額買取を目指そう
フィットのグレード別買取査定相場はそれぞれ異なりますが、スポーツ系のRSグレードは人気があり高値で買取ができます。また、フィットの年代別買取査定相場は現行の4代目モデルがもっとも高く買取が可能です。
なお、フィットを高く売却したいならモデルチェンジの前後に気を付けて売却してください。2022年には改良もあったため、相場変動が起こっています。またフィットの買取を依頼する際には、ディーラーへの下取りよりも高価買取がつきやすい買取業者を利用することをおすすめいたします。高値で売却するコツをつかんで、フィットの高額買取を目指しましょう。