アルファードの買取価格はいくら?グレードや年式別の査定相場
アルファードは年数が経過しても、再度売却するときのリセールバリューが高く、値崩れしにくい車です。その証拠に、すでに15年以上経過したモデルであっても、他社を含めた最高級ミニバンクラス市場において、非常に高い相場を維持しています。特に高級グレードのエグゼクティブラウンジモデルは、買取で500万円超~の高額査定が出る車も多々あるといわれています。
そんなアルファードでも、グレードや年式によって相場は変わります。ここではそれぞれの相場状況や、より高く買い取ってもらうための注意について解説します。
目次
アルファードのグレード別買取査定相場
2002年5月、トヨタ・アルファードは、先行する日産・エルグランドに対抗する形で市場に投入されました。内外装の高級感や車内空間の広さと、居住性の確保と高出力エンジンの搭載など、トヨタが量産するミニバンの最上級に位置します。こうしたことは、アルファードの車としての価値が高いことを示していますが、中でも次の2つのグレードは、高い人気を誇っています。
ハイブリッドZ・7人乗りの場合
ハイブリッドZ・7人乗りは、「X・8人乗り」に比べて、装備が非常に充実しています。
- グローブボックス照明付
- 10スピーカー
- リヤクォータートリムボトルホルダー
- ステアリングヒーター
- フロントナノイーX
内装色はブラック、ダークブラウンの木目調加飾で高級感があります。シートは合成皮革です。
走行距離別に買取価格を比較したものが下記になります。
走行距離 | 買取価格帯 |
---|---|
3万km | 284.7万円〜336.9万円 |
7万km | 263.4万円〜308.8万円 |
10万km | 254.5万円〜297.0万円 |
特に3万kmと7万kmの間では、走行距離1万kmごとに50,000円程度下がっていますが、次の10万kmではそれほど下がっていません。ある程度の下げ止まりと考えると、アルファード・ハイブリッドZは現在のところ、安くても250万円程度の買取価格が期待できるようです。
ハイブリッドX ・8人乗りの場合
街乗り中心で、高速を走ることも年に数回程度なら、ハイブリッドXの8人乗りが手頃です。2列目も非常に快適で、「よく子どもが眠ってくれる」とパパ・ママにはとても好評です。8人乗りのセカンドシートは、ファブリック表皮の6:4分割チップアップシートになっていてロングスライドが可能なため、3列目シートの乗降もしやすく家族での移動もしやすくなっています。
走行距離 | 買取価格帯 |
---|---|
3万km | 142.2万円〜181.0万円 |
7万km | 117.9万円〜158.2万円 |
10万km | 102.6万円〜139.9万円 |
X・8人乗りでも、走行距離3万kmで高値がついていますが、7万kmでかなり下がっています。中古でも手に入れてからかなり走ることを考えれば、走行距離は短いほうに需要が集まることは、当然かもしれません。
アルファード年式別買取査定相場
アルファードに限ったことではありませんが、1年でも年式が古くなると、それだけ販売価格を下げなくてはならず、それに従って買取価格も下がる傾向があります。マイナーチェンジを例に、買取価格の開きを確認します。1年でどれくらいの差があるのかを見て、買取に出すタイミングを計る材料にしましょう。
2018年式3代目アルファード改良モデルの場合
2018年10月、アルファードはヴェルファイアとともに、一部改良されました。このモデルの買取価格相場は、2019年当時は走行距離3万kmのもので397.4万円〜997.2万円となっていました。
その1年後の価格下落は、30万円〜100万円程度となっており、かなり差があります。このことから、「できるだけクオリティの高い中古車を」というニーズの大きさが見てとれます。
2017年式3代目アルファード改良モデルの場合
2017年12月の改良も、ヴェルファイアと同時でした。この改良で、第2世代版の「Toyota Safety Sense」が全グレードに標準装備され、外観や内装も加飾・色調変更されています。
このときに改良されたモデルでの買取価格相場は、2018年当時走行距離3万kmの場合で356.8万円〜577.3万円ほどです。その1年後の価格下落は、30万円〜40万円程度となっていました。
アルファードを高く売却するコツ
アルファードの買取価格を決める要素がわかったところで、これらを踏まえて「高く売却するコツ」を紹介します。
アルファードが高く売れる時期を見極める
車買取市場の買取相場は常に変動しますが、1年に一度、計ったように買取相場が上がる時期があります。その時期に売れば、高値のアルファードでもより高く売れる可能性があります。
年度末・夏前は新規需要が多く全体的に相場は上がる
まず毎年2月・3月あたりの年度末は、販売店でも1年の締めくくりである「決算」を迎えます。また、3月に進学や就職で増える買い替えや、新規購入のための仕入れとして買取相場は全体的に上がります。
次が「夏のボーナス商戦」のための仕入れが必要になる5月後半〜7月中です。この時期はWebや新聞折込、テレビコマーシャルを打ち出して、買取から訴求する販売店もあります。
9月はディーラー各社の中間決算に入るため、新車がよく売れて下取り車が増加します。中古車販売数が増えて、「売れた分の仕入れ=買取」にも力が入ります。この時期は、8月後半〜10月前半を狙うのがおすすめです。その後、冬に4WDの需要が一時的に強くなり、11月〜12月もやや高めの査定が期待できます。
年末と5月連休明けは相場は下がりがち
年末になってしまうと、販売が少なくなるため買取相場は下がります。5月連休明けも同じ状況になるため、これらの時期に買取に出すことは避けたほうが無難です。
車内を綺麗にしておく
特にアルファードに限れば、もともと高級車であることからも分かる通り、求められることは安さではなくクオリティです。外装に傷がない、エンジンのヘタリがないことはもちろんですが、何より重視されることは「内装」で、綺麗な内装はかなりのプラス要素になります。
評価が下がるのは、シートなどにシミがあったり、ペットやタバコなどの匂いが残っていたりすることです。また、ファミリーユースで2列目と3列目に、子どもの遊んだあとのゴミや食べかすなどが残っている場合も要注意です。このようなマイナスポイントは、買取査定に出す前に綺麗に掃除しておきましょう。
アルファードの買取を依頼する際の注意点
ここでは、買取を依頼するときに、注意したいことを解説します。最初の車検に関することは、誤った常識として知られていることもあるため、特に注意しましょう。
車検前に売却する
よく「車検が残っていたほうが高く売れる」といわれますが、車検が直前に迫っているときは、車検を通さずに買い取ってもらうほうが無難です。車によっては、車検にかかる費用は高額になりますが、その費用以上に業者が高く買い取ることは稀だからです。
荷物は全て出しておく
買い取ってもらうときになったら、トランクやダッシュボードなど、すべての収納をチェックして、自分の荷物はすべて運び出しておきましょう。もし余計な荷物が残っていると、モノによっては処分料を請求されることもあるため、注意したいです。
アルファードを高く買い取ってくれる業者は
高値買取で最も大切なことは、どこに買い取ってもらうかです。車を処分するためには、買取のほかに「ディーラー下取り」という方法もありますが、買取とどのような違いがあるのでしょうか。
ディーラー下取りはおすすめしない
「下取り」とは、ディーラーが新車を購入する人向けに、提供するサービスの一つです。下取りしても、もともとそれを転売する前提としていないため、車の状態や価値とはあまり関係なく値段が決まります。
「新車価格からの値引き」として扱われるため、買取業者に比べて低い金額であることがほとんどです。価値の高い車なら、よほどの事情がない限りは、下取りに出すことは得策ではありません。
アルファードの買取はチョージンへ
アルファードは、誰もが認める価値ある車です。しっかり価値を見極めて高く買取できる業者を選ぶことが大切なポイントになるでしょう。
チョージンの強みは、海外で人気の高い日本車を買取り、独自に海外輸出販路で利益化できることです。国内だけでなく海外でも人気のアルファードは、需要が大変高い車です。その需要の中から最も高値をつける販路を選んで再販が可能なため、自信を持って高値買取ができるのです。
チョージンの車買取は、日本全国どこでも利用可能です。もし故障や車検切れなどで動かせない車も、レッカー費用などの余計な費用はすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。
アルファードの高価買取を目指そう
街中でアルファードを見かけると、その存在感と安定した走りに思わず目を止めてしまいます。見た目だけでなく、走行性能や乗り心地もまさに高級車で、これは乗った人だけが知る満足感です。だからこそ手放すときには、車としての価値を、適切に認めてくれる買取業車に買い取ってもらいたいものです。ただ、買取価格は業者によってかなりの開きがあるため、車買取には業者選びが重要です。アルファードはたとえ年式が古くても、市場価値の高い名車です。じっくり検討して、間違いない業者を選びましょう。