フォレスターの買取相場とは?グレードや年式別に詳しく解説
スバルのフォレスターはクロスオーバーSUVの中でも人気の高い車です。レジャーなどで大活躍するこちらを購入した人も多いのではないでしょうか。しかし、当然ながらこのフォレスターを手放そうとする人もいるでしょう。
今回はそんな人のために、フォレスターの買取査定相場をグレードや年式別に解説していきます。新しい車に買い替えるためにも、こちらを高く売って買い替えの資金としていきましょう。
目次
フォレスターのグレード別買取査定相場
フォレスターの買取査定相場を確認していくためには、要素ごとに見ていくことがよいでしょう。ここでは、グレード別に相場がどのようになっているのかを詳しく解説していきます。
走行距離によってどれくらい買取価格に差が生まれているかなど、詳しく見ていきましょう。新車購入のための資金が作れるように、しっかりと内容を把握してください。
2.0i-Lアイサイトの場合
2.0i-Lアイサイトの場合では120~160万円台が買取の相場になります。走行距離で詳しく見ていくと、0~2万kmなど比較的新車に近い場合では、約165万円と高値で売却が可能です。
また、走行距離が2万km~5万kmとある程度乗っている場合では、約151.4万円と14万円ほど安くなってしまいますが、安定した価格で買い取ってくれるようです。このくらいまでであれば高価買取が可能になるでしょう。
しかし、走行距離が5万km~10万kmとなってしまうと約125.7万円となり、新車価格から見ると半額程度になってしまいます。したがって、走行距離が5万kmを超える前に売却したほうがよいでしょう。
2.0XTの場合
2.0XTの場合では、160~180万円台が買取相場となっており、全体としてもかなり高値で買い取ってくれるようです。走行距離で見ていくと、0~2万kmなど比較的新車に近い場合では約185.4万円と新車価格から100万円ほど落ちた価格で買取が可能です。この価格であれば買い替えのための資金を作ることができるでしょう。
また、走行距離が2万km~5万kmとある程度乗っている場合でも、約177.9万円とあまり価格が落ちていません。さらに、走行距離が5万km~10万kmとかなり乗ってしまった場合でも約163.5万円と、走行距離と比較してもこちらのグレードは価格が落ちにくいようです。
したがって、2.0XTであれば走行距離が多かったとしても、十分高値で売却できます。
2.0i-Sアイサイトの場合
2.0i-Sアイサイトの場合では120~180万円台と幅がある買取相場になっています。詳しく見ていくと、走行距離が0~2万kmである場合では約180.8万円と、新車から70万円ほど落ちる価格で買取が可能なため、十分買い替えの資金となります。
また、走行距離が2万km~5万kmの場合には約176万円とこちらも十分高値です。しかし、高値での買取はここまでであって、走行距離が5万km~10万kmになると、約128万円と安値となるようです。
したがって、こちらのグレードに乗っている場合には、走行距離が5万kmを超えないうちに売却すべきです。
フォレスターの年式別買取査定相場
フォレスターの売却を考える上ではグレード以外に、年式もまた大切なポイントです。この年式によってはかなり高値で買取されるものもあれば、安値となるものもあります。
ここでは、2つのモデルを年式別に解説していきます。なお、走行距離に関しては年式が古いほど一定の分だけ走っていると仮定します。フォレスターの年式による買取価格の違いをしっかりと認識してください。
4代目フォレスターの場合
4代目フォレスターの場合は年式は2012~2016年のもので考えていきます。結果としては2016年式であれば、買取査定相場は平均で約174.5万円と高く買い取ってくれるようです。仮に安値での買取だったとしても100万円は超えるので、買い替えの頭金などにはなりえる金額でしょう。
次に、2015年式の場合では買取査定相場は平均で148.5万円と多少落ちますが、こちらも最低100万円は超えてくるようです。ここまでは最低でも買取査定相場が100万円を超えてきましたが、ここから下の年式となると、それを下回ってくることもあります。
例えば2014年式では買取査定相場は平均約138万円、2013年式では約123.5万円、2012年式では約116万円と年式が古くなり、走行距離が増えていくごとに価値は下がっていきます。状態によっては100万円に届かないこともありえます。
したがって、4代目フォレスターでは2015年式以降では、買取額が落ちてしまうと認識しておいてください。
3代目フォレスターの場合
3代目フォレスターの場合は2007~2012年式の6タイプを見ていきましょう。こちらは年式が新しいものであっても7年前のものになってしまうので、全体的に4代目よりは安くなります。
まず、2012年式の場合では買取査定相場は約114万円になります。1番新しいこちらでもこの価格であるので、やはり安値になってしまいます。次に2011年式では買取査定相場は86万円と、100万円を割ってしまうようです。
以降2010年式では25万円、2009年式では66万円、2008年式では49万円、2007年式では16万円とかなり安くなってしまうようです。したがって、2011年式までは3代目フォレスターの中では高値で買取ができますが、それ以降年式が下がるにつれてかなり安くなり、買い替えの資金としては心もとない額となることもありそうです。
フォレスターを高く売却するコツ
フォレスターを高く売却したいのであれば以下の2つのコツを押さえておく必要があります。内容としては簡単なことから、多少手間が掛かることもありますが、やっておいたほうがよいことです。
買い替えの資金を作るためにも、該当しているのであればしっかりと行っておきましょう。
純正部品を戻しておく
こちらはフォレスターに限らない話ですが、基本的に車の装備というものは、純正フル装備ものを売却したときが1番高くなります。
もちろん人によっては純正以外のカーナビなどを付ける人もいるかもしれませんが、その場合と純正フル装備の買取額比較すると確実に差が生まれてしまいます。したがって、もし純正の部品以外のものが付いているのであれば、外しておくか元に戻しておきましょう。
ディーラー下取りではなく買取に出す
残念ながらディーラーの下取りを利用してしまうと高値での売却は難しくなります。これは買取業者が中古車相場を参考にしながら買取を行っている一方で、ディーラーでは中古車相場を考えずに下取りを行っているからです。
したがって、中古車市場価格を反映していないディーラー下取りは高価買取が難しくなってしまうのです。そのため、少しでも高く買取を行いたいのであれば、買取業者に依頼するのがもっともよい方法になります。
フォレスターの買取を依頼する時の注意点
フォレスターの買取を依頼するときには、普段から以下の2つに注意しておくとよいです。これらはやっておかなければ、買取価格に響くことになります。
床下を洗車しておく
雪の降らない地域に住んでいる人にはよくわからないかもしれませんが、降雪地帯では雪によって塩害が生じることがあります。これは融雪剤に入っている塩が、走行中に車の床下に付着することで起こってしまうことです。
そのため、降雪地域では走行による腐食が起こる場合があるため、床下をきれいに洗車しておくようにしましょう。きれいに保つことで、問題は発生しません。
修理記録を残しておく
例えばルーフに落雪があり、これが原因となって修理を行うと修理履歴ありとされてしまいます。一方で、それ以外の場所を部品交換しても修理歴有りとはならないものです。
どちらの場合であってもそれがどのような理由によるのかは、買取業者に説明しておくべきことであるので、修理記録を残しておき証明するようにしましょう。そうすれば、事故が原因でないときにはマイナスの評価はされません。
フォレスターを高く買い取ってくれる業者は
フォレスターを高く買い取ってほしければ、業者にも気を配りましょう。業者によっては得意としている車種などが違うため、それが買取額にも反映されることがあります。以下ではそのためのポイントを解説するので、ぜひ参考にしてください。
輸出の販路を持っている業者
実はフォレスターは海外でも需要のある車です。そのため、日本の市場だけでなく、海外への販売ルートを持った業者を選べば高価買取の可能性を高めることができます。
したがって、業者を選ぶ際にはどのような販路を持っているのか、サイトなどの説明を読みながら選定しましょう。
フォレスターの買取はチョージンへ
どこに依頼すればよいかわからない場合は、買取業者のチョージンへおまかせください。チョージンは海外輸出販売の直売業者と直接提携することでルートを保有しています。
また、日本全国どこでも買取対応が可能であり、レッカー代や書類の代行も無料で行っています。買取業者で悩んだ場合は、チョージンまで一度ご相談ください。
フォレスターの高価買取を目指そう
フォレスターのグレード別買取査定相場を見ていくと、あまり走行距離が多くなければ高価買取が可能です。また、年式では4代目フォレスターはある程度どの年式でも高値ですが、3代目フォレスターは2010年より年式が下がっていくと安値でしか買取されません。
フォレスターを高く売却したいなら、ディーラー下取りではなく買取に出すようにしてください。また、修理記録を残しておきましょう。高値で売却するポイントをしっかりと理解して、フォレスターの高価買取を目指してください。