プレミオ車買取の特徴
プレミオは2002年にはグッドデザイン賞も獲得している車種で、その見た目は高く評価されています。
コンパクトなボディに似合わない快適な居住性を確立しており、運転のしやすさや安定した積載量から、国内外を問わず人気を集めています。
主にアジアなどで需要が高いので、そういったルートにコネクションがある業者が相手であれば、高い査定額が出ることもあります。この点は同じトヨタのカローラと似ていて、プレミオの場合も、過走行だとしても輸出業者に買取してもらえることが多いので、諦めずに業者を探してみてください。中古車市場でもよく見かける車両であることからもその人気が伺えますが、グレードや車齢によっては、思わぬ高額査定が出るかもしれません。
プレミオの車買取をしてもらえる場所
トヨタ自動車ではその昔、コロナというセダンタイプの車両を販売しておりました。その存在をご存知の方も多いかと思いますが、そんなコロナの正当な後継車種として登場したのがプレミオ。スペイン語に由来した名前で「プレミアム」の意味をもつプレミオは丸みのある落ち着いたデザインが特徴です。
基本設計は同じくトヨタが手がけるアリオンを踏襲していることもあって、二つの車両はよく似ています。そんなプレミオを買取に出す場合、少しでも高い値段で売りに出したいところですが、そのためには様々な選択肢の中から一番高く買取してもらえる手段を選ぶ必要があります。
こちらの記事では、プレミオを売りに出す際の手段として4つほどをご紹介し、少しでも高く買い取ってもらえるポイントについても合わせて解説していきます。
メーカーディーラー
メーカーディーラーでは、新しく車を購入する際に、これまで乗っていた車を「下取り」として引き取ってくれます。下取りした代金は、新しく購入する車の代金から値引きされるので、車を買い替える際には下取りも一緒にしてもらうという方も多いのではないでしょうか。
トヨタ内で乗り換える場合はトヨタのディーラーで下取りも行うのがスムーズですが、他社でも下取り対応をしているところはあるので、次に乗り換える車種やメーカーとも相談しながら、下取り先を検討してみてください。
中古車買取専門店
プレミオの買取は中古車買取を専門に行っている店舗でも行っています。チェーン店として全国展開している大企業から、個人経営しているところまで、買取店舗はさまざまです。国内外の需要状況や市場相場などを準じて査定を行うため、メーカーディーラーの下取りよりも高い価格で買取してもらえる可能性があるでしょう。
ネットで検索をかけてみても査定サイトや比較サイトが沢山ヒットします。近隣のお店で査定依頼をお願いするのもいいですが、安く値踏みされないためにも、そういったサイトを利用して、大体の相場事情を知っておくのがオススメです。一度に5社や10社を比較することもできるので、手間がかからない上に多くの参考価格を知ることができます。サイトにもよりますが、大抵はメーカーと車の種類、製造年の型式や今までの走行距離を入力するだけで比較ができるようになるので、活用してみてください。
自動車整備工場やガソリンスタンド
自動車整備工場やガソリンスタンドでもプレミオの買取を行っていることがあります。他の方法と比較すると、積極的に買取を行っている店舗は少ないですが、近辺の工場やガソリンスタンドに確認してみてもいいかもしれません。実施している店舗は分かりやすく「中古車買取」、「買取実施中」といった看板を掲げている場合が多いですが、それ以外でも査定をしていることはあるので、電話などで問い合わせてみてもいいでしょう。
ただし上記の方法は、最初に選択する方法としてはあまり推奨できません。
人気車種はカーディーラーや中古車買取専門店でも高い値段がつくので、それ以外で安く見積もられたり、端から値段が付けられなかったりしたような車を対象として考えておきましょう。
ネットオークション、メルカリ
ヤフーオークションやメルカリなど、オークションプラットフォームや個人間の売買サイトでも、プレミオを売ることができます。この場合、プラットフォームに支払う手数料はかかりますが、仲介の業者を挟まないので、車種や状態、タイミングによっては下取りや買取に出すよりも高値で売れることがあります。
ただしデメリットもあり、出品にあたって煩わしい手続き(出品の作業や名義の変更、売買の交渉、契約書類の作成など)は、基本的に全て自分で行わなければいけません。そういった手続きの中で落札者との間に問題が生じた場合も、やはり自分で対処しなければいけませんから、リスクがあることは承知しておきましょう。
プレミオを高く買ってもらう方法
続いて、少しでもプレミオを高く買い取ってもらう方法を5つご紹介します。これからプレミオを売りに出そうと考えている方は、以下の方法を参考にしてみてください。
モデルチェンジ前
プレミオは比較的値崩れしにくい車種といわれていますが、携帯電話や家電製品同様、モデルチェンジを機に前モデルの市場相場価値はどうしても下がってしまいます。買取を検討しているのであれば、モデルチェンジ前のタイミングを狙い、なるべく早めに行動するよう心がけましょう。
走行距離
走行距離の短い車は、状態も良いので買取価格も高くなります。逆を言えば、走行距離が10万キロなど、かなりの距離に達している場合には、価格も下がってしまうと考えておいた方がいいでしょう。一度上がってしまった走行距離はどうすることもできないので、せめて定期的にメンテナンスを行い、状態を良好に保っておくようにしましょう。
純正パーツに戻す
人によっては車を購入後、マフラーや車高、ホイールをカスタマイズしている方もいると思うのですが、汎用品が装備された車は買取額も低くなる傾向にあります。カスタム車両よりも純正装備の車両の方が需要もありますし、その部分がシンプルに査定額となって出てくるのです。
ホイール一つとっても、メーカーロゴの入った純正品の方が見た目のバランスもいいのですし、買い取った業者が再度売りに出す際も売れやすくなるのです。自分が所有している期間にカスタマイズをしてしまった方は、売りに出す前に、純正パーツに戻しておくのを忘れないようにしましょう。
細かいキズなど、簡単に直せるものであれば修理しておく
一見して細かいキズであっても、査定に響いて買取価格が下がってしまう要因になります。簡単に直せる程度のキズであれば修理しておくことを推奨します。キズがない場合も、前もって洗車や清掃を行ってください。オークションやフリマサイトなどにおいて、外観や内装が綺麗な車の方が買手からの印象はいいですし、明らかに汚い車よりも高い値段が付く可能性があります。
複数の業者に一括査定を申し込む
買取価格は市場相場だけでなく、買取業者の販売ルートによっても変わります。例えば、業者が海外に販路を持っている場合、日本で需要がなくなってしまったモデルやグレードであっても、高額で買い取ってもらえることがあります。同じ業者であっても、店舗によっては買取価格が異なるケースもあるので、必ず複数の業者に査定を申し込むようにしましょう。
家電量販店などで商品の値引きをするとき、他店の価格を引き合いに出すのはよくありますが、車の買取でも同じことが言えます。複数の候補から販売先を迷ったときは、それぞれの店舗にオークション形式で交渉をして、他店よりもいい値段で買取してもらえるように交渉してみてください。