カローラフィールダーはカローラから派生した車です。カローラはトヨタのセダンの代表作ですが、カローラの技術、ノウハウを活かしつつ、より大きな荷物が載せられるように改良されて作られました。特別なエクステリアやインテリアの特徴はありませんが、乗りやすさや運転しやすさを追求しています。
またスポーティーなセダンタイプから派生しているようなデザインは、カローラの面影を感じます。安全性能も整っており、全てのドライバーを事故から守るように作られています。後部座席のカスタマイズのしやすさから、さまざまな積み荷に対応でき、買い物やアウトドアが趣味な方にも重宝される車です。
このように誰でも運転しやすいバランスのとれたステーションワゴンということもあり、カローラフィールダーは世代を問わず高い人気を誇っています。 そのため中古車市場での評価も高く、安定した金額で買取してもらえるケースが多いです。堅牢な作りと十二分な荷室が評価され、日本国内のみならず海外での需要が多くあるのも特徴です。
その頑丈な作りから、先進国以外でも人気が高いのもセールスポイントです。そういった国では多少のキズはあまり気にされないので、状態が少し悪くても、買取先によってはかなりいい値段がつくこともあります。新車価格もリーズナブルな方なので、どれくらいの金額を目指すかにもよりますが、比較的売りやすい車と言えるでしょう。
トヨタ自動車が手がけるステーションワゴンと言われればカローラフィールダーをイメージする方も多いのではないでしょうか。
カローラのどのCMを見て育ったかを世代間で語れるくらいカローラシリーズ自体の歴史が長いので、人によってはカローラワゴンが浮かんだ人もいるかもしれませんが、いずれにしてもこのシリーズはトヨタの代名詞と呼べる車種であることは間違いありません。 そんなカローラフィールダーを売りに出す際には、できるだけ高く買取して欲しいところですが、そのためには様々な選択肢の中から一番高く買取してもらえる手段を選ぶ必要があります。 本稿では、カローラフィールダーを売りに出す際の手段として、4つの方法をご紹介し、少しでも高く買い取ってもらえるポイントについても合わせて解説していきます。
メーカーディーラーでは、新しく車を購入する際に、これまで乗っていた車を「下取り」として引き取ってくれます。下取りした代金は、購入する新車の代金から引かれるので、車を買い替える際には下取りも一緒にしてもらうという方も多いのではないでしょうか。
そのほかのトヨタ車に乗り換える場合はトヨタのディーラーで下取りも行うのがスムーズですが、トヨタ以外のメーカーでも下取り対応をしているところはあるので、次に乗り換える車種やメーカーとも相談しながら、下取り先を検討してみてください。
中古車の買取を専門に行っている店舗でも、カローラフィールダーの買取を行っています。 チェーン店として全国に展開している大企業から、個人で経営しているところまで、買取実施店舗は多種多様です。市場相場や国内外の需要などを反映して査定を行うため、メーカーディーラーの下取りよりも高い価格で買取してもらえる可能性があるでしょう。 ネットの検索をかけてみても査定サイトや比較サイトが沢山ヒットします。近隣のお店で査定をお願いするのも一つの手ですが、安く見積もられないためにも、こういったサイトを利用して、市場相場を把握しておくのがオススメです。一度に5社や10社を簡単に比較することもできるので、多くの参考価格を知ることができ検討することができます。サイトにもよりますが、大抵は車種と年式、走行距離を入力するだけで比較ができるようになるので、活用してみてください。
自動車整備工場やガソリンスタンドでも車の買取を行っていることがあります。他の方法に比べると、積極的に買取を実施している店舗は少ないですが、近くの工場やガソリンスタンドに確認してみてもいいかもしれません。実施している店舗では分かりやすく「車買取・中古車買取実施中」という宣伝文句を掲げている場合が多いです。それ以外でも査定をしていることはあるので、電話などで問い合わせてみてもいいでしょう。
ただ、この方法は真っ先に依頼する方法としてはあまりおすすめできません。 人気の車種は、どこに出しても高い値段が提示されます。人気車種以外で安く見積もられたり、価格が付けられなかったりしたような車を引き取ってもらうようなイメージでいた方がいいです。
ヤフーオークションやメルカリなど、オークションプラットフォームや個人間の売買サイトでも、カローラフィールダーを売りに出せます。その場合、プラットフォームに支払う手数料はかかりますが、中間業者を挟まないので、車種や状態、時期によっては下取りや買取に出すよりも高値で売れることがあります。
しかしながら、悪い面もあり、出品するにあたって必要となる煩雑な手続き(出品手続きや名義変更、売買交渉、契約書類の作成など)は、基本的に全て自分で行わなければいけません。そういった手続きの過程で落札者との間にトラブルが生じた場合も、やはり自分で対処しなければいけませんから、リスクがあることは承知しておきましょう。
カローラフィールダーは5ナンバーサイズで小回りがきくボディサイズ(全長4360mm×全幅1695mm×全高1475mm)と、高い走行性能や広い室内空間を含めすべての性能が優れている車です。コンパクトな手軽さや運転を快適にする多くの機能が付いているカローラフィールダーは、富裕層を含め幅広い層のユーザーから高い評価を受け人気となっています。また、ステーションワゴンタイプであるカローラフィールダーは、個人での購入はもちろん、法人での営業車としても利用されていることが多い車なので、需要がある車種となっています。特に人気のグレードは、中古車市場でも人気があり条件次第では高額査定になる可能性が高まります。こちらではカローラフィールダーの人気グレードの魅力について解説します。
新車販売価格はハイブリッド車の方が全般的に高いですが、燃費性能を考えると圧倒的にハイブリッド車の方が良いです。カローラフィールダーは燃費が良い車で、街中走行やちょっとしたドライブにも向いている車です。その中でも「HYBRID G」グレードはガソリン車のパワータイプの1,800ccと比較しても割安で購入でき、さらにお得なグレードとなっています。
衝突支援回避パッケージも標準装備されており、より安全で快適なドライブをサポートします。当然その他の安全機能もカローラフィールダーならではで優れています。馬力が無いといった口コミもありますが、それをカバーする燃費の良さが魅力です。
カローラフィールダーの場合には、山道などではなく通常のドライブをすることが多いでしょうから、特にパワー・馬力面が必要な時は少ないはずです。したがって経済面を重視かつ、燃費代を節約したい人でステーションワゴンタイプの車を探している人にはこの「HYBRID G」がおすすめで人気が高くなっており、そのため高額査定になる可能性が高いです。
ガソリン車であれば「1.5X」グレードの人気が高くなっています。ベースグレードながら運転を快適にする装備が整っていてバランスが良いです。馬力が低いので坂道発進などを不安に思う人もいるかもしれませんが、坂道発進をアシストするヒルスタートアシストコントロールで、坂道も難なくこなせます。
マニュアルレベリング機能付プロジェクター式ハロゲンヘッドランプは、対向車に対する配慮と夜間走行を快適にするシステムです。自在に操れる方法と自動で昨日してくれることを選択できる点は大きなメリットです。
カローラフィールダーの場合には、普通に走行することを快適にする性能が数多く備わっています。特別尖った性能はないですが、全てにおいて高得点を誇っている車種グレードのためはどんな人からも人気があり、中古車買取においても高く売れるグレードのひとつです。
1.5Lエンジン搭載の上級グレード1.5G全車とハイブリッド車に設定されているAEROTOURER(エアロツアラー)は、カローラフィールダーの特別仕様車で、2015年のマイナーチェンジでカタロググレード化されたエアロパーツが装着されたスポーティ仕様となっています。エアロツアラーをベースにさらに上級仕様としたのがW×Bです。W×Bのシート表皮はファブリック+合成皮革が標準となっていて、W×Bでは唯一ホワイト色の合成皮革シートが選択可能となっています。どちらも元は特別使用車とされていましたが、今はグレードとして選択できるようになっています。AEROTOURERやW×Bの場合は、さらに高価買取が期待できるでしょう。
続いて、少しでもカローラフィールダーを高く買い取ってもらう方法を5つご紹介します。これからカローラフィールダーを売りに出そうと考えている方は、以下の方法を参考にしてみてください。
カローラフィールダーは比較的値崩れしにくい車種とされていますが、携帯電話や家電製品同様、モデルチェンジを期に前回モデルの市場価値はどうしても下がってしまいます。買取を検討しているのであれば、モデルチェンジ前のタイミングを狙い、なるべく早めに行動するよう心がけましょう。
走行距離の短い車は、状態も良いので買取価格も高くなります。逆を言えば、走行距離が10万キロなど、かなりの距離に達しているケースは価格も下がってしまうと考えておいた方がいいでしょう。一度上がってしまった走行距離はどうすることもできないので、せめて定期的にメンテナンスを行い、状態を良好に保っておくようにしましょう。
人によっては車を購入後、マフラーや車高、ホイールをカスタマイズしている方もいると思いますが、非純正パーツが装備された車は買取額も低くなる傾向にあります。カスタム車両よりも純正装備の車両の方が需要もありますし、そのことがシンプルに査定額に響いてくるのです。 マフラーひとつとっても、メーカーロゴの入った純正品の方が見た目のバランスもいいのですし、買い取った側の業者が再度売りに出す際も売れやすくなるのです。自分が所有している期間にカスタマイズをしてしまった方は、売りに出す前に、純正パーツに戻しておくのを忘れないようにしましょう。
一見して細かいキズであっても、査定に響いて買取価格が下がってしまう要因になります。簡単に直せる程度のキズであれば修理しておくことを推奨します。キズがない場合も、事前に洗車や清掃を行ってください。外観や内装が綺麗な車の方が買手からの印象はいいですし、明らかに汚れている車よりも高い値段が付く可能性があります。オークションやフリマサイトなどであれば尚更この傾向が強くなるでしょう。
買取価格は市場相場だけでなく、買取業者の販売ルートによっても変わります。例えば、海外に販路を持っている業者の場合、日本国内において需要がなくなってしまったモデルやグレードであっても、高値で買い取ってもらえることがあります。同じ業者であっても、店舗によっては買取価格が異なるケースもあるので、必ず複数社の業者に査定を申し込むようにしましょう。 家電量販店などで商品の値引きをするとき、他店の価格を引き合いに出すのはよくある戦法ですが、車の買取でも同じことができます。複数の候補から販売先を迷ったときは、それぞれの店舗にオークション形式で交渉をして、他店よりもいい値段で買取してもらえるように交渉してみてください。
カローラフィールダーの外装や内装、走行性能に関する口コミを見て、カローラフィールダーの特徴や評価を確認してみましょう。
エクステリアデザインに関しては、後部が大きいので一見すると3列シートの車かと思うような長さを感じるという口コミが多い傾向にあります。実際には5人乗りですが、後部が広くできているワゴンタイプの車としては理想的で、いかにも後部にいろいろな荷物が乗りそうな形をしていて実際に荷物を載せやすくなっています。
また、主張しすぎない大衆向けのデザインに高評価をつけている口コミが多くありました。ただセダンのカローラの雰囲気も持っているので、大人しすぎる訳ではありませんが、この点が大衆受けするという評価になっています。
しかし裏を返せば、個性がなくつまらないデザインという評価をつける人もいます。カローラフィールダーの外観はまさに「ザ・日本車」となっており、デザインよりも機能性を重視し丈夫で長期間走ることができるように作られています。個性的なデザインが好きな方からは敬遠されてしまうようです。
内装に関しては、運転席に座ると外から感じるより広さを感じる内装になっています。インテリアについては少し古臭いという口コミも見られますが、マイナーチェンジによってインパネ中央のエアコン操作パネルが改良されています。またその付近のセンターコンソールも改善されていて使いやすくなっています。
従来の古いタイプと比較すると高級感を感じるとまではいきませんが、落ち着いた雰囲気でシンプルにできていて、エクステリアデザインの評価と同様に大衆に受けるデザインとなっていて高評価です。後部座席に3人が座るといっぱいになりますが、2人掛けであれば余裕のあるスペースでドライブを快適にする最低限の工夫が備わっています。
一点悪い口コミとしては、カローラフィールダーのドリンクホルダーが使いづらい位置にあるという声があります。カローラフィールダーにはシフトレバーの前にドリンクホルダーがあり使いづらく、別途アクセサリーのドリンクホルダーを購入して外側の通気口に付けて使用している人もいます。特にパーキングに入れている時に気になる位置になるため、改良点といえます。
走行性能に関しては、揺れが少なく地面の凹凸もしっかりと吸収してくれ、乗り心地は非常に高評価となっています。これはサスペンションが柔らかめにできており、地面からの衝撃を最低限に抑えてくれるためです。運転をしていて余計なストレスを感じることは少ないでしょう。
ハイブリッド車になるとさらに滑らかさが強調されているという口コミが多く、上質な走りで快適なドライブを行えます。走行性能については他の車と比較しても静かで滑らかだという評価が圧倒的に多くなっています。
しかしパワー不足で加速が遅いという点はデメリットとしてあげられます。カローラフィールダーには燃費を良くするためにエコモードの設定があります。これはエンジンのパワーを抑え、余計な燃料を使わないモードになっています。ただしこれを使っている人からは、加速が物足りないや遅いといった声が聞こえてきます。
もともとパワーはあまり強力ではないカローラフィールダーのため、発進時にもたもたしていて後ろから煽られたなどの口コミもあります。パワーがない分燃費性能を高く作られているため、このあたりは考え方次第と言えそうです。
燃費性能に関しては、カタログに書いてある数値は下回る傾向にあります。ガソリン車に関してはこの傾向が特に強く、走行の仕方などをより緩やかにするとよいなどの口コミが多いです。ガソリン車は他の車種でも同様なのですが、カローラフィールダーについてはその傾向が強く出ている車種になります。
一方ハイブリッド車については思っているよりも燃費が良い等の口コミが多く、市街地走行でもそれほど燃費性能が落ちないです。ただし走り方によっては燃費が大きく変わりますので、あくまでも丁寧に走ると燃費の良い車だという評価が多く見られます。
カローラフィールダーが車買取市場でも高く売れる理由や、高く売るためのポイントをご紹介しました。もともと人気の高い車種のため、買取がつきやすいことをご存知な方も多い車ではありますが、その中でも売却先に海外を視野に入れた買取業者を選ぶことが、高額売却への近道となっています。また、カローラフィールダーの売却時出来るだけ高額売却を狙うなら、時間と日数に余裕をもって様々な業者への相見積をとって交渉することが必要です。車検が切れてしまうギリギリになって売却先を探したり、自動車税のことがあるため年度末に探すとなると本当のカローラフィールダーの価値にあった金額にいかないまま売却することになってしまう可能性があります。
カローラフィールダーは日本国内・海外ともに人気はとても高く、リセールバリューは好調です。カローラフィールダーのグレードの一部をご紹介します。
初代や2代目であってもカローラフィールダーは、とくに海外中古市場での人気が高く、クルマの状態が悪くなければ年式が経っていても高価買取が見込めます。2代目カローラフィールダーの売却をお考えの方は、まずはお早めに買取査定依頼をされることをおすすめいたします。
2006年~2012年まで生産・販売されていた2代目カローラフィールダーには、ラゲージルームからワンタッチでフルフラットにできるダブルフォールディング機能を採用した世界初のワンタッチ格納リヤシートが全車に標準装備されています。初代に比べて2代目カローラフィールダーでは、使い勝手の良さや快適な室内空間など大幅にレベルアップしています。走行性能や低燃費が優れていることも、2代目カローラフィールダーの特徴といえます。カローラフィールダーは比較的買取相場が安定している車種になりますが、走行距離によって買取査定額が大幅に変わってくることが予想されます。走行距離が多い2代目カローラフィールダーの売却をお考えの場合は、海外輸出販売ルートももっている車買取業者への査定依頼をおすすめいたします。
2012年~生産・販売されている3代目カローラフィールダーのグレードのなかで、カローラフィールダー1.8Sは、上級グレードのガソリン車です。リバース連動機能付オート電動格納式リモコンカラードドアミラーやオートエアコン(花粉除去モード付)&プッシュ式ヒーターコントロールパネルが装備されているほか、衝突回避する先進装備であるトヨタセーフティセンスCやクリーンで潤いの車内空間を作るナノイーが装備されていることがカローラフィールダー1.8Sの大きな特徴となっています。カローラフィールダーは、国内外問わず中古車市場でも人気の高い車種となっていますので、買取相場も安定している傾向があるようです。
2012年~生産・販売されている3代目カローラフィールダーE16#G型の特別仕様車であるエアロツアラーは、1.5Lエンジン搭載の上級グレード1.5G全車とハイブリッド車に設定されています。カローラフィールダーハイブリッドGエアロツアラーには、メッキ加飾付ドットパターンフロントロアグリル、フロントフォグランプ、リヤロアガーニッシュ、ルーフアンテナの4つのアイテムが標準装備されていることが特徴となっています。カローラフィールダーハイブリッドGエアロツアラーは特に、リセールバリューが好調で買取相場も安定していますので、クルマの状態や走行距離によっては十分に高価買取が見込めるでしょう。
トヨタを代表する車種にして、乗用車としておなじみの「カローラ」ですが、そのカローラの派生車種に「カローラフィールダー」があります。今回は、このカローラフィルダーの魅力に迫っていきます。また、中古で手に入れる場合の価格帯や相場などもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
まずは、カローラフィールダーはどのような特徴があり、何年に発売され、通常のカローラとは一体どのような違いがあるか知っていきましょう。
カローラフィールダーは、トヨタを代表する車種「カローラ」の派生車種の一つで、2012年5月に日本で発売されるようになったモデルです。ラインナップは1.5L、1.8Lモデルのガソリン車と、1.5L+モーター搭載のハイブリッドモデルになります。カローラフィールダーの”フィールダー”とは「フィールドに出て遊ぶ人」を意味しています。この車を通勤用など「ビジネス用」に使うのみでなく、アウトドアやドライブなど遊ぶときにも、存分に乗り回してほしいという意味が込められています。
カローラの派生車種に「カローラスポーツ」が存在します。カローラスポーツは、2018年6月に発表されました。カローラフィールダーが「安全性と燃費」を重視した性能なのに対し、カローラスポーツは乗り心地を重視しています。1.2Lターボを搭載するなど、ニューフェイスらしく、新しさを重視したものとなっています。カローラフィールダーとカローラスポーツは、カローラスポーツのほうが新顔なので中古車で手に入れにくく、性能の全貌がまだつかめ切れていないという違いがあります。安定感を求めるなら「カローラフィールダー」を選んだほうがよいでしょう。
カローラフィールダーの魅力は何といっても、その走りの安定感にあります。カローラの原点である「大人4人が乗っても、安心かつ安全に長距離を走行できる」というコンセプトに沿って、上質かつスポーティなフォルムを保持しています。よって、実用性や有用性を重視した性能になっています。
また、カローラ初の外形のコンパクト化に成功したのが、この「カローラフィールダー」です。従来よりも広い車内スペースを確保しつつ全体はコンパクトで、スペースをとらないという利点があります。カローラの中では小型でありながら、搭乗スペースは従来より広めで、魅力的なカローラフィールダーですが、さらに魅力的なのがその燃費の良さです。エンジンは、軽快な走りと燃費の良さを重視した1.5Lと、燃費向上とパワフルな走りを重視した1.8Lから選べ、とにかく乗りやすいことが特徴です。
「大人4人が乗っても安心」がコンセプトのカローラフィールダー。実際の定員は5名なので、4人乗ってもスペースに遊びができる点がポイントです。
カローラフィールダーの歴史は古く、カローラフィールダーの原型となったカローラ自体が、もともと日本国外で作られたものです。お馴染みのワゴンモデルとなったのは、4代目からです。さらに「カローラフィールダー」という派生車種が生まれたのは2000年8月から。そのため、原型自体は昔から存在したものの、はっきりと派生車種として生まれたのは、ごく最近といった感じです。
さらにカローラフィールダーは、2000年に登場してから2012年までの間に3代の代替わりをしています。ここでは、3代ごとのカローラフィールダー歴代モデルの違いを、細かに解説していきます。3つのモデルはどれも違った魅力があります。よって、どこに魅力を感じるかで、自分に合ったモデルを選んでいくとよいでしょう。
最初に発売された初代カローラフィールダーは、オシャレさを重視したステーションワゴンとして誕生しました。どっしりした重厚感のあるボディが、ゴージャスなモデルです。
余裕のある室内高により、オシャレかつ大容量と実用性も兼ね備えた性能。クッション性に優れたシートに、やや扁平性の高いタイヤなど。カローラフィールダーの持ち味である「燃費と走行時の安定感を重視した性能」は、初代モデルの時点で確立されているといってもよいでしょう。
搭載されたエンジンはベーシックな1.5Lエンジンに、余裕のある走行性能と燃費のバランスを重視した1.8Lエンジン。2000年~2006年製造のため、どうしても今乗ると少々古臭く感じますが、安定感や高級感はそれを感じさせません。
ボディタイプ ワゴン
定員 5名
駆動形式 FF
サイズ 4385×1695×1520(全長/全幅/全高)
排気量 1795cc
最大出力 190ps/140kw
燃料 無鉛プレミアムガソリン
二代目カローラフィールダーは、カローラの原点である「奇をてらわず、基本性能をひたすら追求する」点に注目したモデル。歴代カローラの美点を引き継ぎ、コンパクトボディと大容量はそのままに、躍動感を重視したスタイリッシュなデザインです。初代カローラフィールダーのような重厚感を求めると、やや物足りませんが、スポーティーさやシャープさは、こちらのモデルが勝ります。初代カローラフィールダーの基本性能はそのままに、使い勝手の良さを大幅にブラッシュアップしています。リヤゲート側から、ワンタッチで椅子の背もたれを平らにし、フラットな状態にできる「ワンタッチ格納リヤシート」を、世界で初めて導入した車種で、多彩なシートアレンジが特徴。車はエンジンや燃費だけでなく、シートの座り心地やシートの使い勝手も重要と考える方にも、うれしいモデルです。
二代目カローラフィールダーは「ワンタッチ格納リヤシート」など、とにかくシートに注目したモデルです。その乗り心地のよさは、セダンタイプと肩を並べるというほど。エンジンも燃費性を重視した1.5Lエンジンと、パワフルな1.8Lエンジンが選べます。ワンタッチシートもあって、のんびりと長距離ドライブが楽しめるモデルです。
ボディタイプ ワゴン
定員 5名
駆動形式 フルタイム4WD
サイズ 4420×1695×1490(全長/全幅/全高)
排気量 1797cc
最大出力 133ps/98kw
燃料 無鉛レギュラーガソリン
三代目カローラフィールダーは、3つのモデルの中で一番新しい、2012年以降に発売されたカローラフィールダーのこと。初代カローラフィールダーは「従来の乗用車離れした乗り心地と重厚感」を重視。
二代目カローラフィールダーは「カローラの原点に帰り、基本性能やシートの使い心地のよさ」を重視しています。そして、三代目カローラフィールダーは「国内市場を意識し、日本国内を走行すること」をあらためて意識して作り直されたモデルです。さらなるボディの小型化を実現しながら、大人4人が乗ってもリラックスできる空間になるよう作られています。大きく膨らんだフロントフェンダーに、伸びやかなルーフラインと、安定感のあるシャープなデザイン。歴代カローラフィールダーと比較すると、丸みをおびた「可愛い」といってもよいボディをしています。
しなやかな乗り心地で、長距離走行でも安心。ナノイー搭載エアコンに、UVカットガラスで紫外線防止も。さらに花粉の季節には「花粉除去モード」に切り替えられるなど、痒い所に手が届く性能。車内でリラックスできることを重視した、さまざまな機能が搭載されています。搭載するエンジンは、基本性能は二代目モデルと同じです。ただし、ポンピングロスの削減やレスポンス向上など、細かな個所が改良されています。さらに2013年8月には、ハイブリッドモデルが追加され、乗り心地はそのままに4WDにも設定できます。
ボディタイプ ワゴン
定員 5名
駆動形式 FF
サイズ 4360×1695×1475(全長/全幅/全高)
排気量 1496cc
最大出力 74ps/54kw
燃料 無鉛レギュラーガソリン
カローラフィールダーを選ぶ際は、モデルだけでなく、ハイブリッド車にするかガソリン車にするか、悩むポイントでしょう。
カローラフィールダーは、歴代モデルから選ぶほかにも、さらにハイブリッド車を買うかガソリン車を買うかで、性能が変わってきます。どっちがどっちなのかを見分ける方法は、車体をよく見ること。
ハイブリッド車は、左右のフロンドフェンダーに「HYBRID」とエンブレムが刻まれており、ほかにも、フロントグリルのシンボルマークが青色です。走行音が静かなため、歩行者が気づくように「車両接近通報装置」が取り付けられているという違いがあります。一見見分けがつかない2つのモデルですが、見分け方を知ってしまえばあとは簡単ですよ。
ハイブリッド車はガソリン車より燃費がよく、発進の際はモータ使用するため、静かでスムーズに発進できます。エンジン始動もスイッチを押すだけでOKと、とても簡単。操作が簡単な分、カローラフィールダーの乗り心地の良さを、存分に体感できます。
ハイブリッド車の「モーター走行中は静か」という利点は、逆を返せば歩行者が気づきにくく、事故につながりやすいというデメリットにもなり得ます。ハイブリッド車は速いと思っていると、それほど加速しないと拍子抜けすることも。また、ブレーキの利き方がガソリン車と異なるため、初めのうちはハイブリッド車特有の動きに、慣れる必要があります。多機能な分、どうしてもガソリン車より高くなり、中古車でも値が張る場合があり、少々手に入れにくいこともデメリットといえるでしょう。
カローラフィールダーは全国に中古車が出回っており、新車で購入するより中古車として購入する方が手が届きやすい車と言えます。特に多いのが2013~2015年の年式のモデルとなっており、年数を気にしない、確実に出回っているものを入手したい場合は2013年~2015年がねらい目です。カローラフィールダーの中古の平均価格は133.2万円、価格帯は49.9~273.5万円。中古車として手に入れる場合は安い場合は50万円から、高い場合は270万円以上することもあります。年式や走行距離で絞り込めば、もっと価格が変動し、基本的には130~150万円程度で購入できます。
初代カローラフィールダーは年数が古い分、走行距離が多く、出回る台数も少なめです。その分、他モデルより安価と言うメリットも存在します。大手3社の中古車価格帯、中古車相場価格が下記になります。
A社 44.8~92.8万円 68.8万円
B社 13.9~85万円 49.4万円
C社 10.9~98万円 54.4万円
2代目モデルは2012年以降は殆ど出回っていませんが、それでも十分な数が出回っています。走行距離も絞り込めば2km未満の車種も手に入り、今でも通用するモデルが揃っています。大手3社の中古車価格帯、中古車相場価格が下記になります。
A社 49.8~109.8万円 79.8万円
B社 18~149.4万円 8.3万円
C社 9.8~139万円 51.2万円
3代目モデルはもっとも出回っている台数が多く、年式にこだわらない方におすすめのモデルです。多機能なぶん価格は高め、価格より性能を重視したい方にもおすすめです。大手3社の中古車価格帯、中古車相場価格が下記になります。
A社 78~191万円 131.4万円
B社 69~265万円 161.7万円
C社 49~283万円 131.6万円
カローラフィールダーは取り扱う業者によっても価格が大きく変動します。いくらで買うかはもちろん、どこで買うかも同じくらい重要といえるでしょう。
●タイプ別
タイプ別にみて最も高いのは、やはり最新機能を搭載したハイブリッドモデルです。カローラフィールダーを安く手に入れたい場合は、1.5Xタイプを選ぶとよいでしょう。(1.5X 1.5G ハイブリッドG)
A 47~150万円 99~170万円 10~190万円
B 19~180万円 75~240万円 49~263万5000円
C 139~230万円 69~228万円 84.9~265.2万円
●年式別
年式別にみると、初代モデルはどの業者でも平均価格が抑えめで、二代目は多く出回っている分、価格も大きなばらつきが見られます。三代目は平均価格が高めなため、安く買うなら二代目モデルをおすすめします。(2000年 2006年 2012年)
A 44.8~92.8万円 49.8~109.8万円 78.3~191.1万円
B 10.9~98万円 9.8~139万円 49.8~283.5万円
C 10.9~98万円 9.8~139万円 49.8~283.5万円
●走行距離別
走行距離が多いほど、価格も安くなる傾向があります。ガリバーは紹介している台数が少ない分、走行距離5000km未満の車両を取り揃えており、走行距離が少ない車が欲しいという方におすすめです。(~5000km ~5万km ~10万km)
A 4.8~51.6万円 – –
B 55~253.7万円 18~270万円 19~197万円
C 151~265.2万円 13.9~233万円 13.90~129.1万円
カローラフィールダーは燃費がよく、運転しやすく、長時間運転しても疲れないと、とにかく乗り心地の良さを重視した人気の車両です。車の乗り心地がよければ、それだけ運転が苦にならなくなり、同時に車への愛着もわいてきます。やがて、愛車といっていい存在になってくれるでしょう。
カローラフィールダーは、中古車として買ったほうがいろいろとお得です。まずは、中古車販売店で、本体価格や走行距離、年式を調べ、自分が欲しいカローラフィールダーを絞り込みそこから決めていきましょう。
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