ラクティスの買取相場・査定価格（2006～2010年式）

ラクティス車買取の特徴

ラクティスの購入層は、子育て世代の女性のユーザーが多い為、子供によって室内が荒れている車が多いのが特徴です。 その為、ラクティスを買取に出す場合は、内装クリーニングを行う事をオススメします。 掃除機だけでは取り切れない汚れや、シートについた食べこぼしや飲み物のシミなど、通常の清掃では落としきれない汚れがついています。

また、生活臭のある車も多く、室内の汚れのせいで買い叩かれるケースも少なくありません。 中性洗剤でも多少の汚れは落とせますが、エアコンフィルターについた生活臭は、さすがに取り切る事ができません。 ラクティスを少しでも高く売る為には、室内と外装の清掃がかなり重要になります。

ラクティスが車買取で高価買取2つの理由

なぜラクティスが高価買取が可能なのか。車買取専門店でラクティスが高価買取できる理由を2つ、ご紹介します

コンパクトなのに広いラクティス

2005年に販売が開始されたラクティスは、高速大容量スタイリングをテーマに開発されトップクラスの広い室内車内を備えているのが特徴です。シンプルな内装ではありますが広い室内空間、1.3L直列4気筒エンジンと1.5L直列4気筒エンジンを搭載している高い燃費性能、しっかりとした加速力がある優れた走行性能など優れた点が多く幅広い層の方から支持されています。ヴィッツ級のコンパクトなボディに、最大限のキャビンスペースを持たせることを狙いとしたラクティスは高価買取が実現しています。

海外でもラクティス人気抜群

初代であるP100型は香港やマカオでも販売がされ、ロシアや東南アジア各国・東アフリカ各国・ニュージーランド等、日本の中古車輸入が活発な国にも多数輸出されていました。2代目であるP120型は、欧州ではヴァーソ・S (Verso-S)として、香港・マカオではラクティス・プラスとして、イスラエルではスペース・ヴァーソとして販売がされていました。このように世界各国でラクティスが販売され、ラクティスは日本国内のみならず海外でも需要が高くなっているのです。ラクティスはかつてのトヨタにおける世界戦略車として販売されたお車ということもあって、認知度が低くはないでしょう。そういったことなどが、高価買取が実現できている理由に繋がるのではないでしょうか。

ラクティスを高く買ってもらう方法

ラクティスを高く買ってもらう方法を紹介します。

ウェルキャブ仕様も高評価

ラクティスは、福祉車両車ウェルキャブ車としても最もバランスの良い車いす搭載モデルとして高い評価を得ています。車いす仕様車、助手席リフトアップシート車、助手席回転スライドシート車、フレンドマチック車、フレンドマチック取付用専用車など豊富なパターンが用意され、なかでも車いす仕様車はウェルキャブ初のインライン架装が実施されています。車いすを利用しているご家族がいる方からだけではなく、とくにリモコン操作でルーフ上に設置されたボックス内に車椅子を電動格納できるウェルキャリーを搭載したタイプは、車いすを利用しているドライバーの方からも高評価を受けています。中古車市場でも需要は増えており、リセールバリューもよくなっています。

走行距離

ラクティスは、子育て世代の女性をターゲットにしているコンパクトミニバンの為、買取市場でも走行距離が少ない事が絶対条件です。 走行距離が多いラクティスでは、女性が購入する事を敬遠する為、中古車買取専門店としても買取査定の段階で安い価格しか提示する事ができません。 ラクティスを高く買ってもらう為には、走行距離が50,000km以内が高価買取の条件です。

純正パーツに戻す

ラクティスは、改造するような車ではない為、純正パーツを故意に取り外す事もないとは思います。 良くあるのは、冬場にスタッドレスタイヤを用意する為、アルミホイールごと交換しているケースがあります。 スタッドレスタイヤは冬場にしか使用しない為、取り外した純正タイヤがある場合は、買取査定時には元に戻しておくようにして下さい。 また、故意に純正パーツを外している物がある場合も、必ず純正パーツは元に戻すようにして下さい。 純正パーツの有る・無しは、買取評価にも関わる事なので、取り外したパーツは大切に保管して、紛失しないようにできる限り原状回復させておく必要があります。

車買取り業者選びは販路を見極める

車買取り業者といっても、中古車買取り業者、事故車買取り業者、廃車買取り業者などいろいろあります。また各車買取り業者によって中古パーツ査定を行っていたりリサイクル業を行っていたり、海外輸出販売ルートをもっていたりとさまざまです。それだけではなく、引き取り手数料や名義変更や廃車手続きなどの手続き代行費用も変わってきます。お車を売却するときにとても大事なことが、売却をしたいお車のメーカーや車種、状態に合った車買取り業者を選ぶということです。ラクティスの売却の場合、中古パーツとしても査定をしてくれる買取り業者や海外輸出販売ルートをもっている買取り業者にもお見積り依頼をされることをおすすめいたします。

複数社で比較して査定額UP

お車を売却する際にもっともといっても良いくらい大事になってくるのが、1社ではなく2，3社など複数社へお見積りの依頼をして比較をするということです。たとえ同じラクティスであっても、買取り業者によって査定額が変わってくるということはよくあります。それは、買取り業者によって専門としていることや詳しい事業内容、もっている販売ルートが異なってくるからです。少しでも高い価格での売却を考えている方は、複数社へのお見積り依頼をして相見積もりをとることがおすすめです。

まとめ

ラクティスが車買取市場でも高く売れる理由や、高く売るためのポイントをご紹介しました。もともと人気の高い車種のため、買取がつきやすいことをご存知な方も多い車ではありますが、その中でも売却先に海外を視野に入れた買取業者を選ぶことが、高額売却への近道となっています。また、ラクティスの売却時出来るだけ高額売却を狙うなら、時間と日数に余裕をもって様々な業者への相見積をとって交渉することが必要です。車検が切れてしまうギリギリになって売却先を探したり、自動車税のことがあるため年度末に探すとなると本当のラクティスの価値にあった金額にいかないまま売却することになってしまう可能性があります。