アルファードの買取相場・査定価格（11万km以上）

とくにハイブリッドモデルは、静粛性や燃費性能の高さに加え、4WD仕様を選べる点も評価されて査定アップにつながることがあります。また、GFやHYBRID G“Fパッケージ”といった上位グレードも、年式や走行距離などの条件次第では高値が期待できるでしょう。

高額買取されやすいアルファードのボディカラー

車の査定では、ボディカラーも買取価格に影響を与える重要な要素です。アルファードの場合、特に人気があるのは、以下のようなホワイト系とブラック系のカラーになります。

＜アルファードの人気カラー＞

・ホワイトパールクリスタルシャイン

・ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク

・ブラック

・スパークリングブラックパールクリスタルシャイン など

中でも「ホワイトパール」は、清潔感や高級感があり、傷も目立ちにくいという理由から、法人・個人問わず安定した人気があります。こうした人気カラーは再販時にも需要が高く、買取査定で高く評価されやすいのです。

高額買取されやすいアルファードのオプション

アルファードは高級志向のミニバンであることから、オプション装備の有無がリセールバリューに大きく影響します。とくに中古車市場で人気の高いオプションを備えた車両は、買取時にも高額査定が期待できるでしょう。以下は、高額買取されやすい代表的な人気オプションです。

＜アルファードの人気オプション＞

・ツインムーンルーフ

・デジタルインナーミラー

・スペアタイヤ

・ユニバーサルステップ

・モデリスタエアロ

・後席モニター

・本革シート

・メーカーオプションナビ

・パワーバックドア

・トヨタチームメイト

アルファードを高く買取してもらう4つのポイント

アルファードはもともと高値がつきやすい人気車種ですが、査定前の準備や売却方法を工夫することで、さらに高く売却できる可能性があります。ここでは、アルファードを少しでも高く買取してもらうために押さえておきたい4つのポイントをみていきましょう。

＜アルファードを高く買取してもらうポイント＞

・高く買い取ってもらえる場所を選ぶ

・高値で売れるタイミングで買取ってもらう

・できる範囲でメンテナンスをする

・価格交渉をする

高く買い取ってもらえる場所を選ぶ｜おすすめは「中古車買取専門店」

アルファードを高く買い取ってもらうためには、「どこに売るか」が非常に重要です。売却先には、以下のような選択肢があります。

＜アルファードの売却先＞

・メーカーディーラー

・中古車買取専門店

・自動車整備工場やガソリンスタンド

・ネットオークション・フリマアプリ（メルカリなど）

高額買取をしてもらう上でおすすめなのは、「中古車買取専門店」です。人気車種であるアルファードの価値を正しく評価し、国内外の相場を踏まえて適正な査定額を提示してくれるため、ディーラーの下取りよりも高い価格がつくケースが多い傾向にあります。中古車買取専門店も含め、売却先それぞれにメリット・デメリットがあることを覚えておきましょう。

■売却先のメリット・デメリット

例えば中古車買取専門店は高値買取されやすい一方で、業者によって査定額にバラつきがでやすいという特徴もあります。高値での買取よりも手軽さを重視したい場合などは、ほかの手段も視野に入れてみるのが良いかもしれません。また、普段から行っているガソリンスタンドなどの方が、顔なじみで安心感があるという方もいるでしょう。それぞれの特性を踏まえて、価格・手間・信頼性など自分の希望に合った売却方法を選ぶことが重要です。

高値で売れるタイミングで買取ってもらう

アルファードは比較的値崩れしにくい人気車種ですが、それでも買取時期によって査定額に差が出ることがあります。特に以下の2つが買取価格を左右する重要な要素です。

＜高値買取のタイミング＞

・モデルチェンジ前

・走行距離が3万km未満、5万km未満、10万km未満

新型モデルが発表・発売されると、先代モデルの市場価値が下がりやすくなるため、できるだけモデルチェンジの前に売却するのが理想です。また、走行距離は査定額に直結する代表的な評価項目であり、「3万km・5万km・10万km」は業界でも一つの区切りとされています。以下は、距離ごとの評価傾向です。

＜距離ごとの評価傾向＞

・3万km未満：使用感が少なく、ほぼ新車に近いコンディションとみなされる

・5万km未満：エンジンや足回りの負担が少なく、人気が高いゾーン

・10万km未満：中古車としては一般的な範囲だが、10万kmを超えると大幅減額されることが多い

10万kmを超えると買取価格が急激に落ち込むため、10万kmに達する前の売却が高額買取につながりやすいタイミングといえます。

できる範囲でメンテナンスする

外観や機能面の状態も査定額に影響します。事前に簡単なメンテナンスや準備をしておくだけでも、買取価格がアップする可能性があるため、以下のポイントをチェックしてください。

＜事前メンテナンスのチェック項目＞

・小さなキズやヘコミは修理する

・カスタムしている場合はできる限り純正パーツに戻す

・取扱説明書・整備手帳・スペアキーなどの付属品を揃える

・室内清掃や消臭を済ませる

特にカスタム車の場合、純正パーツが手元にないと査定にマイナスとなることもあるため注意してください。買取業者は再販しやすい状態を重視するため、可能な限り購入時に近い状態に整えておくと安心です。

価格交渉をする

査定額は業者によって大きく差が出ることもあるため、1社だけで決めず、必ず複数の業者に見積もりを取るのが基本です。2～3社に査定を依頼し、それぞれの提示価格を比較しましょう。複数の見積もりを取ることで相場が把握できるだけでなく、他社の金額を根拠に交渉することで、より高い査定額を引き出せる可能性があります。

また、複数社に査定をとる方法として、「一括査定サービス」を利用してまとめて相場を把握する方法もありますが、申し込み後に複数の業者から連絡が入るケースもあるため、人によってはやや手間に感じるかもしれません。交渉や連絡が煩雑に思える方は、自分のペースで比較できる数社にしぼって依頼するスタイルがおすすめです。

アルファードを高く買取してもらうにはいつ売ればいい？売り時の見極め方

アルファードは元々値崩れしにくい人気車種ですが、それでも買取価格は年式や走行距離、モデルチェンジのタイミングなどによって大きく変動します。いつ売るかによって査定額に数十万円以上の差が出ることも珍しくありません。ここでは、より高く買取してもらうために知っておきたい「売り時」の見極め方について詳しく解説していきます。

＜アルファードの売り時を見極めるポイント＞

・フルモデルチェンジの時期

・年式

・走行距離

売り時はフルモデルチェンジの直前・直後が狙い目  

アルファードは、これまでに複数回のフルモデルチェンジが行われており、そのたびに先代モデルの買取価格に影響が出ています。新型モデルが登場すると、それまでのモデルの買取相場は徐々に下落していく傾向がありますが、新型モデルが発表された直後は、新型モデルがまだ市場に十分に流通していません。そのため、先代モデル（例：30系後期）へのニーズが継続し、価格が高値で維持されるケースも少なくないのです。

例えば、2023年に登場した40系アルファードの発売後も、しばらくは30系後期に対する需要が高く、2025年現在でも30系後期の高額査定が続く例があります。つまり売却のタイミングとしては、「モデルチェンジの発表前～直後」がおすすめです。

年式は新しいほど高く売れる傾向  

年式は査定額に直接的な影響を与える大きな要素の一つです。一般的に、年式が新しい車ほど高く評価されやすく、登録から3年以内であれば新車に近い状態とみなされ、高額査定が期待できます。

下のグラフは、2025年8月時点におけるアルファード（ガソリン車）の年式別買取相場を示したものです。これを見ると、年式が新しくなるほど査定額が高い傾向にあることがわかります。もちろん、車の状態やグレード、走行距離によっても査定額は前後しますが、年数が経つほど減額の幅が大きくなるのは明確な傾向です。

とくに10年落ちとなる2015年式では、グレードによって価格に差はあるものの、全体として査定額は低めになります。売却を検討している場合は、タイミングを逃さないようなるべく早めの売却がおすすめです。

年式別にみる査定相場価格

走行距離は5万km未満で売るのが望ましい

アルファードの査定価格は、走行距離によって大きく変動します。走行距離が少ないほど車の状態が良好と判断されるため、高額査定につながりやすくなります。

特に目安とされるのが、「3万km」「5万km」「10万km」の節目です。これらの距離を超えるごとに、エンジンや足回りへの負担、タイヤ・バッテリーなどの消耗部品の劣化が進み、査定価格が段階的に下落する傾向があります。中でも10万kmを超えると、買い手側にとってメンテナンスや部品交換のコストが懸念されるため、査定額が大幅に下がるケースが多くなるでしょう。

その一方で「5万km未満」の車両は、まだ主要な部品交換や故障リスクが少ないと判断され、買取価格の高水準を維持しやすいといえます。高く売却したい場合は、これらの走行距離を超える前に売却を検討することがポイントです。

以下のグラフは、走行距離と査定額の関係を示したものです。ご自身の車がどのタイミングに該当するかを把握し、売却計画に役立ててください。

走行距離でみる査定相場価格

アルファードを高く売るには早めの査定を

トヨタ・ アルファードは、国内外で高い人気を誇る高級ミニバンで、中古車市場でも安定して高値で取引されています。とくに30系後期や40系などの比較的新しいモデル、上位グレード、人気カラーの車両は、新車に近い査定額がつくこともあるほど評価が高く、今がまさに売り時といえます。また、買取価格はモデルチェンジ・年式・走行距離などのタイミングによって変動するため、「いつ・どこで・どのように売るか」を意識することが非常に重要です。

アルファードを少しでも高く、納得のいく形で売却するには、「今すぐ動く」ことが効果的です。価値が下がる前に、まずは査定から始めてみてはいかがでしょうか。

よくある質問

アルファードの買取価格の相場はどれくらいですか？

2025年8月時点での買取相場は、おおよそ7万～1,083万円 です。年式・グレード・走行距離・車両状態などによって大きく異なります。

アルファードの買取価格は、グレードによって変わりますか？

Executive LoungeやS Cパッケージなどの上位グレードは特に高値がつきやすく、装備やパワートレインの内容も査定に影響します。

アルファードを高く買取ってもらうにはどこで売ればいいですか？

アルファードを高く買取ってもらうには、中古車買取専門店がおすすめです。車種の需要や市場相場を反映した査定を行ってくれるため、高値がつきやすくなります。

装備が少ないグレードでも売れますか？

アルファード自体が人気車種なので、状態が良ければ装備の少ないグレードでも一定の需要があり、買取が可能です。ただし、査定額には差が出る場合があります。